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PRESS RELEASE

2006年4月17日
富士通フロンテック株式会社



韓国最大の空港、インチョン国際空港様から運航情報表示システムを受注

~2008年7月稼動予定、海外の大型空港に新たな実績~

当社は本年3月、韓国のインチョン国際空港様から、運航情報表示システム(Flight Information Display System、以下、FIDS)を受注しました。同空港の拡張計画に従い、2008年7月に予定されている新ターミナルのオープンに向け、当社は本システムの開発・製造を進め、来年から順次、納入を開始していきます。

韓国では、著しい経済発展に伴い、2004年の国際線旅客輸送実績は世界第9位、同貨物輸送実績は世界第4位(出典:2004年ICAO Annual Report)と、空港旅客や貨物輸送の需要も大きく伸長しています。韓国政府は、同国最大の空港であるインチョン国際空港様を東アジア最大のハブ空港に育成することを目指し、現在、新ターミナルの建設プロジェクトを推進中です。

当社は、同空港メインターミナル向けにFIDSを納入しており、2001年の開港から現在まで、空港利用者への離発着便の運航情報表示装置として運用されています。昨年8月に、次期の新ターミナル用関連システムの入札が行われ、本年3月、三星電子株式会社を元請会社として、当社のFIDSが採用されることが決定しました。今回の受注は、当社システムの実績と信頼性、価格競争力が評価された結果と考えます。

FIDS(画像は前回納入システムです)

今回当社が納入するFIDSは、13台の大型運航情報表示装置で構成されます。現在メインターミナルで稼動中のシステムと比較して、大型で視認性に優れ、高視野角で長寿命の装置を開発中です。(右画像は、前回当社が納入したFIDSです。)

また、システムの開発・製造だけでなく、ソフトウェア開発、現地工事、お客様への教育訓練等の関連サービスも提供します。当社は、このようなプロジェクトの全体管理について、1998年の上海浦東国際空港向けFIDSの納入を皮切りに、西安国際空港、広州新国際空港と、中国で実績を積んできましたが、韓国の空港商談では初めてとなります。

今回のインチョン国際空港様向けFIDS受注により、当社の海外での運航情報表示システムの受注実績は12空港に上り、累計受注金額は約40億円に達しました。

韓国政府は新ターミナル完成後も、2020年までにさらに3回の同空港の拡張を計画しています。当社は、最新技術と品質で獲得したお客様の信頼と安心、また今までの納入実績に裏づけられた経験とノウハウを最大限に活用し、ビジネスチャンスを的確にとらえ、今後も空港向けFIDSの受注に向け、全力で取り組んでいきます。


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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富士通フロンテック株式会社
企画広報室
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