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金融機関向けICカードシステムの開発生産性を大幅に向上

~専任組織「ICカードファクトリ」の設置により、開発期間を約25%短縮~

当社は、金融機関向けICカードシステムの開発生産性と品質の向上、製品機能の拡充、および商談の拡大などを推進してきましたが、専門組織の設置により、このほど同システムにおける仕様確定後から提供までの純開発期間の大幅な短縮(従来の4ヶ月間から3ヶ月間)を達成しました。今後は、手のひら静脈認証などの生体認証を採用したATMシステムにも、この取り組みを拡大し、お客様への早期提供を目指します。

2006年3月27日

昨今、金融自動機業界では、セキュリティ対策が重要な課題となっており、ICカードが利用者の資産保護に導入される例が増加しています。ICカードを使ったシステムは、各金融機関が独自の機能を搭載できる戦略商品であり、ATMベンダー側からみてもハードの性能だけでは実現できない付加価値の提供が可能となります。
このような背景の下、当社はソフト・サービスの開発力を強化し、ATMビジネスの拡大を図ってきましたが、ICカードシステムの開発には専門性の高い処理が多く、また、セキュリティ上の情報の制約もあります。このため、開発体制分散の状態では、開発費用と期間の増大や品質維持への負担増が顕在化してきました。
急増する商談を前に、これらの問題を解決するため、当社は2005年6月に、ICカードシステム開発を専門とする要員を集結させた「ICカードファクトリ」という名称の専任組織を設置し、効率化と品質の向上を図りました。

【「ICカードファクトリ」の設置目的】

  1. ICカードの早期導入支援
    従来、各担当SEが顧客ごとに対応していたシステム開発を「ICカードファクトリ」に専任化することにより、各顧客担当SEへの支援体制を明確化し、商談推進も含めた顧客支援体制の強化と早期導入を可能としました。これにより、お客様は他の金融機関に対する競争力を上げ、当社は他のATMベンダーに対する競合力を高めるとともに、エンドユーザへの信頼性の向上も図れます。一方、SEは顧客ごとに密着した業務(調査、検討、提案、他部門との調整等)に、より専念することができます。
  2. 開発作業の効率化
    富士通標準仕様の設定と標準アプリケーションプログラムの部品化を行い、各顧客のATMシステムに順次組み込むことにより、総開発量の削減を図ります。その結果、開発力の負荷軽減と仕様の統一化を同時に実現することができます。
  3. ICカードシステムの品質向上
    専任組織の設置により、開発ノウハウを集中させ、ICカードシステム開発の関連情報を一元化できます。また、ICカードシステム開発の作業手順を規定化することにより、作業時間の効率化や作業ミス等による開発の遅延を防止できます。その結果、高い安全性と信頼性を持ったICカードシステムを早期に提供することが可能となります。また、SEは開発ノウハウの入手が容易となり、一層効果的な提案が可能となります。

【「ICカードファクトリ」の概要】

  • 設置時期:2005年6月
  • 場所:当社「大宮ソリューションセンター」内(埼玉県さいたま市中央区)
  • 人員:約30人(協力会社の人員を含む)

【「ICカードファクトリ」の効果】

本組織を設置して、専任要員によるノウハウの集約、その結果としてのプログラムバグの削減や手戻り防止、部品化された標準アプリケーションの活用による純開発量の削減などが実現しました。その結果、ICカードシステム導入に際し、お客様が標準仕様を採用された場合は、従来では4ヶ月かかっていた仕様確定後から提供までの純開発期間を3ヶ月に短縮することが可能となりました。今後は、さらなる期間短縮を目指します。(個別の要望に対しては、顧客ごとのシステムの複雑性により若干の調整が必要となり、費用面を含めて個別に対応します)

この他、従来より実施しているソフトウェア検証部門と合わせ、「ICカードファクトリ」においてもドキュメント類を含めたシステム検証を開始し、二重の検証を行った結果、ATMシステム全体の品質も格段に向上しました。

今後は、開発システム数の増加に伴ってさらに部品化を推進し、全国のお客様のご要望にお応えする製品として、機能のバリエーションを増やしていきます。また、顧客担当SEの開発負荷軽減により、顧客へのサポート力や提案力をさらに向上させ、商談を拡大していきます。

当社では、将来的にこのようなソフト・サービスの開発共通化の取り組みを、ATMの生体認証システム(手のひら静脈/指静脈)へと範囲を広げ、早期提供と導入推進を図っていきます。

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

日付: 2006年3月27日
会社名: 富士通フロンテック株式会社, ,

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【報道関係者お問い合わせ先】

富士通フロンテック株式会社
企画広報室
icon-telephone 電話: 042-377-2544(直通)

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