カラー液晶タッチパネル端末「infotouch1300シリーズ」2モデルを販売開始

～デザイン一新、OSにWindows®XP Professional for Embedded Systemsを搭載～

当社はこのほど、店頭や受付に設置し来店客や訪問者を案内する情報端末として、「infotouch(インフォタッチ)1300 シリーズ」2モデルを開発し、2月8日から販売開始します。
本製品は、誰でも見やすく簡単に入力操作可能なタッチパネルカラー液晶を採用しており、Webページの閲覧、施設の案内や予約、書籍等の商品検索、展示品の詳細な情報表示など幅広い用途にご利用いただけます。また、ブラックの基本色と丸みを持たせたデザインにより、図書館や美術館などの公共施設、オフィスや店舗などのインテリアとの調和性を追求しています。

「infotouchシリーズ」は、1998年の発売以来、ご好評をいただいています。今回の新製品は、12型と15型の2種類のタッチパネルカラー液晶モデルを用意しており、主な特長は以下のとおりです。
オプションと組み合わせれば、POSシステムとしてもご利用いいただけます。

【本製品の主な特長】

■ オープン環境

OSにWindows®XP Professional for Embedded Systemsを標準搭載しているので、アプリケーション・ソフトウェアを容易に開発できます。

■ 設置場所との調和性

ブラックの基本色と丸みを持たせたデザインで、オフィスや店舗のインテリアと調和します。
インターフェース部にカバーを採用したことで、オプションの周辺装置を接続する際に接続ケーブルを目隠しし、すっきりと設置できます。

■ 耐環境性・高信頼性

静電気対策や害虫侵入防止構造により、耐環境性に優れています。
環境負荷低減に取り組んだ「グリーン製品」（当社環境評価基準に適合）です。
お客様のデータを守るバックアップバッテリーを搭載可能です。（オプション）
インターフェース部カバーに鍵を採用することで接続コネクターへのアクセスを制限可能です。

【拡張した使い方】

磁気カードリーダー、レシートプリンタなどの周辺装置（オプション）と組み合わせることで、POSシステムとして利用することが可能です。（OPOS対応注1）
手のひら静脈センサーやUHF帯RFIDなどの先進技術と組み合わせて、さまざまなニーズに応える情報入力システムを構築することができます。

【販売価格、および出荷時期】

インフォタッチ15型モデル infotouch1300 15型モデル

製品名	価格（税別）	出荷開始時期
infotouch1300シリーズ	350千円～	2006年3月中旬

【販売目標】
3年間で、累計20,000台の販売を目指します。
本製品は、本年3月7日（火曜日）から10日（金曜日）に東京ビッグサイトで開催される「第22回流通情報システム総合展RETAIL TECH JAPAN 2006」の富士通ブースに出展します。

【主な仕様】

カラー液晶画面	12型（SVGA）	15型（XGA）
CPU	Intel® Celeron®M(1.3GHz)
OS	Windows®XP Professional for Embedded Systems
メモリ	256MB(ECCメモリ注2付き) 最大1GBまで増設可能
ディスク	40GB×1
寸法	W300mm×D262mm×H371mm	W361mm×D267mm×H389mm
オプション	磁気カードリーダー、レシートプリンタ、タッチスキャナキャッシュドロア（スタンダード、コンパクト）キーボード（磁気カードリーダー有、無）カスタマーディスプレイ（ANK、漢字）、バッテリー OPOS制御ライブラリ

【注釈】
（注1）OPOS：OLE(Object Linking and Embedding) for Retail POS
POS用周辺機器を、Microsoft Windows®アーキテクチャーにもとづくPOSシステムに容易に統合できるActiveXコントロール。
（注2)ECCメモリ：Error Check and Correct memory
メモリに誤った値が記録されていることを検知し、正しい値に訂正することができるメモリモジュール。

【関連リンク】富士通フロンテック「サービス＆製品」 http://www.fujitsu.com/jp/frontech/products/

以上

【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。