社会貢献活動
社会貢献活動の考え方
目標
ありたい姿
「良き企業市民としての活動」を合言葉に、従業員による積極的な参画のもと、地域社会と連携し、幅広い社会貢献活動を推進する。
2025年度に向けた目標
富士通フロンテックグループ第11期環境行動計画より
・幅広い社会貢献活動を推進
[具体的な取り組み]
森林保全活動、清掃活動、花植えボランティア、地元農業高校の野菜販売会、寄付活動など
グローバルで事業を展開する富士通フロンテックグループは、CSRの一環として、SDGs(持続可能な開発目標)やESGなどの観点を常に意識し、国内外において幅広い社会貢献活動を展開しています。
2023年度実績(国内)
- 社会貢献活動:90件
地域貢献活動
国内外の事業所・グループ会社で地域貢献活動を行っています。
本社・東京工場
中学校での「職業人のお話を聞く会」に参加(2021年11月)
本社がある東京都稲城市の中学校が開催した「職業人のお話を聞く会」に参加し、出張授業を行いました。本イベントは、「さまざまな業種の人から話を聞き、働くことへの意欲や、職業に対する興味を持ってもらう」ことを目的としています。
授業では、当社の事業形態の特色でもある、「開発→製造→販売→保守・修理」のライフサイクルビジネスを説明し、その中から、手のひら静脈認証センサーを例にした、製品開発業務についてお話をしました。
中学校での出張授業事業所周辺清掃活動(クリーンキャンペーン)
2007年度から、事業所周辺の清掃活動を行っています。また、2019年度からは、海洋プラスチックごみ問題への取り組みの一環として、事業所の脇を流れる三沢川周辺の清掃も始めました。
三沢川周辺の清掃
新潟工場
三条市立大学様にて当社新潟工場のマイスターが講演(2023年5月)
三条市立大学様(新潟県三条市)にて、当社新潟工場の名誉マイスター 五十嵐清英、マイスター 川﨑勝司、マイスター 相塲満彦が「マイスター3種によるモノづくりとは」をテーマに講演を行いました。三条市立大学様での講演は、2022年に続き2年連続になります。
本講演は、燕三条地域における産業構造や歴史などを学ぶとともに、地域にある多様な業種の企業見学を行う必修科目「燕三条リテラシ」の一環で実施しました。
三条市立大学様での講演三条市立大学様 産学連携実習を実施(2022年9月~11月)
当社は、三条市立大学様(新潟県三条市)と産学連携に係る協定を締結しています。その一環で、当社新潟工場で同校から産学連携実習の学生を受け入れました。
本実習は、学生が燕三条地域の企業の現場に赴き、企業での体験型・経験型の学修と学内における理論の学修を結び付け、より実践的・実用的な工学知識・技術・倫理観を学ぶことを目的としています。
当社新潟工場の実習では、工場の品質保証の取り組み、製品の内部構造や製造プロセスのレクチャー、実際の製品を用いた検証作業などを体験しました。
産学連携実習花植えボランティア活動
2013年度から、花植えボランティア活動を工場近隣の燕市吉田春日町交差点花壇で毎年実施しています。社内で参加者を募り、毎月10名ほどが4月~9月ごろまで花壇の整備を行っています。
花壇の花植え燕市みなみ親水公園の清掃活動
2009年度から、工場近隣の「みなみ親水公園」の草取りと清掃活動を実施しています。毎回、協力会社様も含め100名前後が参加しており、燕市や地域の方々から感謝されています。
公園内の清掃
熊谷サービスソリューションセンター
事業所周辺の清掃活動
毎年、環境月間の頃に、従業員が事業所周辺の通勤路などに落ちているペットボトルや空き缶などを回収し、地域の美化に努めています。
歩道のゴミ拾い農業高校野菜販売会
毎年、地元の農業高校の生徒を招待し、事業所内のスペースを利用して、同校で栽培・収穫した野菜の販売会を開催しています。当イベントは、生徒たちの貴重な販売実践の機会となっており、新鮮な野菜を安価で購入できることから従業員にも大変好評です。
販売会における野菜の陳列
(株)富士通フロンテックシステムズ(FJFS)
森林づくり活動
群馬県および前橋市と「森林整備等の活動に関する協定書」を締結し、2008年度からFJFSの代表取締役社長も参加の下、森林づくり活動を赤城山麓の嶺公園で年2回実施しています。2022年1月には、長年の当取り組みが評価され、令和3年度 群馬県環境賞顕彰「環境功績賞」を受賞しています。
草刈機による草刈り
「令和3年度 群馬県環境賞顕彰式」の様子JR前橋駅周辺の清掃活動
毎年、30名ほどの従業員が事業所の所在するJR前橋駅周辺の清掃活動を行い、地域の美化に努めています。
駅周辺の美化
トータリゼータエンジニアリング(株)(TEL)
川崎競輪場を中心とした地域活性化活動
TELは、川崎市様より川崎競輪場の競輪事務を受託しており、「競輪場を中心とした地域活性化」をテーマに市民に親しまれ、地域経済に資する競輪場を目指しています。
当初、川崎競輪場の西エリアはあまり人がいない場所でしたが、その場所に大型ビジョンを設置して、近隣の市民も既存の競輪ファンも楽しめる場所として、様々なイベントを川崎区や川崎駅前の商店街と連携して行っています。スケボー教室も好評です。
大型ビジョンの設置
FUJITSU DIE-TECH CORPORATION OF PHILIPPINES(FDTP)[フィリピン]
植樹活動
豊かな生態系の維持に貢献するため、毎年、FDTPが工場を置くラグナテクノパークの他企業と協同でマングローブなどの植樹活動に取り組んでいます。
植樹の様子Brigada Eskwela(学校整備週間)への参加
毎年、FDTPが工場を置くラグナテクノパークの他企業と協同でBrigada Eskwela(学校整備週間)に参加し、日用品の寄付や校舎のメンテナンスなどを実施しています。
なお、Brigada Eskwelaは、学校の新学期開始に向けた準備を支援するフィリピンの全国的なプログラムになります。
衛生用品の寄付
Fujitsu Frontech North America Inc.(FFNA)[アメリカ]
地域における寄付活動
地域の学校へのスクール用品の提供や貧しい子どもたちへのおもちゃの提供など、地域における寄付活動を行っています。
スクール用品の寄付
海外支援活動、災害支援活動
海外支援活動
中国砂漠緑化植林活動
全富士通労連および中華全国総工会様が共催している、「中国沙漠緑化植林活動」へ当社組合員の有志が参加しています。
毎回、全体で40名ほどが参加し、砂漠化の進行を抑制するために、4,000本以上の苗木を植樹しています。
内モンゴル自治区フフホト市武川県大青山にて「世界寺子屋運動」への参画
富士通フロンテック労働組合では、全富士通労連の一員として、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟様主催の「世界寺子屋運動」に参画し、カンボジアにおける寺子屋を支援しています。
寺子屋では、貧困などのため教育機会に恵まれなかった大人や子どもたちが、より良い将来を目指し、読み書き・職業訓練・初等教育など、幅広い学びに取り組んでいます。
カンボジアの寺子屋とそこで学ぶ子どもたち
災害支援活動
東日本大震災被災地支援活動
全富士通労連・富士通労組共催の「福島県南相馬市海岸防災林植林活動」へ当社組合員の有志が参加しています。
毎回、全体で100名以上が参加し、ウッドチップの敷き詰めや、クロマツをはじめとする苗木の植樹(約1,000本)などに取り組んでいます。
協賛活動
富士通フロンテックグループでは、NPOなどのステークホルダー様と連携し、さまざまな協賛活動を行っています。
川崎フロンターレSDGsフードドライブ協賛
川崎フロンターレは、ホームゲームにおいて毎試合フードドライブを実施しています。フードドライブとは、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄っていただき、それらをまとめてフードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動です。川崎フロンターレSDGsフードドライブで集まった食品は、フードバンクかわさき(川崎市多摩区)を通じて、地域の福祉施設や食を必要としている方に配布されています。
当社はこのような取り組みに共感し、2023シーズンより川崎フロンターレSDGsフードドライブに協賛しています。
川崎フロンターレSDGsフードドライブのブースまた、活動の一環として、富士通フロンテック社内にも回収ボックスを設置し、社員の家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄って寄贈しています。
富士通フロンテック社内の回収ボックス日本アンプティサッカー選手権大会の協賛
アンプティサッカー(amputee soccer = 切断者サッカー)とは、主に上肢または下肢の切断障がいを持った選手がプレーするサッカーのことです。多くの障がい者スポーツでは専用器具を用いますが、アンプティサッカーでは日常生活やリハビリ医療目的で使用されるロフストランドクラッチで競技を行うため、足に障がいを持つ人々が気楽に取り組むことができ、かつ楽しめる世界的なスポーツです。
国内最高峰の大会である日本アンプティサッカー選手権大会は2011年から開催され、当社は2019年の第9回大会と、2022年の第10回大会に協賛しています。
アンプティサッカーのプレーBOOK MAGIC(古本などの回収)
社内で従業員が読み終えた書籍、不要になったCDなどを回収し、特定非営利活動法人「ジェン(JEN)」様へ寄付しています。寄付品は換金され、その資金が貧困国の学校建設などのプロジェクトに充てられています。
2014年度から活動を開始し、これまで約303,000円を寄付することができました。(2024年3月末時点)
なお、2022年度からは、テレワーク勤務の従業員も気軽に参加できるよう、自宅から直接寄付できる仕組みを構築し、運用を開始しています。
感謝状使用済切手などの寄付
2005年から、使用済切手や未使用ハガキなどを収集し、年1回、公益財団法人「緑の地球防衛基金」様 他へ寄付しています。寄付品は換金され、アジアやアフリカでの植林活動などの支援に充てられています。
回収した使用済切手などプルタブ寄付による車椅子の贈呈
富士通フロンテック労働組合の本社支部では、富士電機労働組合様の活動に協賛する形で、ドリンク容器のプルタブを回収し、非営利団体「リングプル再生ネットワーク」様へ寄付しています。寄付したプルタブはリサイクル資源として売却され、その資金で車椅子を購入し、地域の社会福祉協議会様などへ寄贈しています。
回収したプルタブキャップ回収活動によるワクチンの提供
特定非営利活動法人「Reライフスタイル」様主催のペットボトルキャップ回収活動を実施しています。
寄付したキャップはリサイクル資源として売却され、世界の子どもたちにワクチンを贈るための資金になります。
2015年11月から活動を開始し、これまで約991,000個(ワクチン1,985人分相当)のキャップを回収・寄付しました。(2024年3月末時点)
なお、富士通フロンテック(株)およびグループ会社の(株)富士通フロンテックシステムズ(FJFS)は、当活動への貢献が評価され、同団体よりそれぞれ感謝状をいただいております。
感謝状緑の募金活動
新潟工場では、公益社団法人「にいがた緑の百年物語緑化推進委員会」様が主催する「緑の募金」運動に賛同し、2007年度から毎年、工場内で募金活動を実施しています。募金いただいた方には、緑のカーテンでできたゴーヤやアサガオの種をお礼として提供しています。
また、当社国内グループ会社のトータリゼータエンジニアリング(株)(TEL)では、公益財団法人「国土緑化推進機構」様が主催する「緑の募金」に、2002年度から協賛しています。これまで、累計で335,575円の寄付を行いました。(2024年3月末時点)
「緑の募金」ブース(新潟工場)パソコンなどの寄付
(株)富士通フロンテックシステムズ(FJFS)では、入替により不要となったパソコンは廃却せず、地域社会で活用していただくことを目的に、群馬県前橋市内にある障がい者福祉サービス事業所様 他へ寄付しています。
なお、2018年3月に、当取り組みが評価され、前橋市社会福祉協議会様より感謝状をいただきました。また、2018年度にはドッチファイルを1,700冊寄付し、地域の21の福祉施設様からも感謝状をいただきました。
感謝状