事業活動および環境負荷

マテリアルバランス(2022年度)

富士通フロンテックグループの環境パフォーマンスをバリューチェーン全体で捉えるとともに、環境に配慮した事業活動を推進しています。

【対象範囲】
国内:本社・東京工場、新潟工場、熊谷SSC 海外:FDTP、FFNA
* INPUTの「エネルギー燃料」および、そのOUTPUTの「大気排出」は、新潟工場とFFNAの合計。

環境パフォーマンス

事業所活動が環境に与える影響を測定、監視しています。これらの情報を参考に、環境コンプライアンスを推進しています。

トレンドグラフ

気候変動

① GHG総排出量
② 使用エネルギー内訳(再エネを除く)
③ 再生可能エネルギー導入量
④ GHG排出量/売上高 原単位(国内)

【注釈】
富士通グループのSBTi (Science Based Targets initiative) 等における開示データの対象拠点。再エネを除く購入電力のGHG排出係数は、すべて0.57トンCO2/MWh。指標別の補足は以下の通り。

  1. GHG総排出量:2018年度は、富士通(株)旧熊谷工場のデータも含む。
  2. 使用エネルギー内訳(2022年度):「その他」使用エネルギーは、ガソリン等の石油類。
  3. 2021年度から、国内およびFDTPで再エネの導入を開始。
  4. GHG排出量/売上高 原単位(国内):GHG排出量を単体売上高で除した数字。
    ※サプライチェーン排出量(スコープ1~3)は、こちらを参照。

水資源

① 上水使用量
② 地下水使用量(国内)
③ 使用水資源内訳
④ 水資源使用量/売上高 原単位(国内)

【注釈】
富士通グループのCDP、DJSI(Dow Jones Sustainability World Index)等における開示データの対象拠点。指標別の補足は以下の通り。

  1. 上水使用量:2018年度は、富士通(株)旧熊谷工場のデータも含む。
  2. 地下水使用量:2020年度の増加は、新潟工場での大雪による消雪への使用。
  3. 使用水資源内訳(2022年度):「工業用水」は、FDTP(フィリピン)にて使用。
  4. 水資源使用量/売上高 原単位(国内):上水と地下水の合計量を単体売上高で除した数字。

資源循環

① 廃棄物発生量
② 有価物売却量
③ 廃棄物・有価物内訳
④ 廃棄物・有価物/売上高 原単位(国内)

【注釈】
富士通グループのCDP、DJSI 等における開示データの対象拠点。指標別の補足は以下の通り。

  1. 廃棄物総発生量:2018年度は、富士通(株)旧熊谷工場のデータも含む。
  2. 有価物売却量:売却品目は、主に金属くずと古紙。
  3. 廃棄物・有価物内訳(2022年度):「最終処分」は、リサイクルの困難な汚泥等の埋め立て。
  4. 廃棄物・有価物/売上高 原単位(国内):廃棄物と有価物の合計量を単体売上高で除した数字。

化学物質

① 化学物質取扱量
② 取扱化学物質内訳
③ 化学物質取扱量/売上高 原単位(国内)
 

【注釈】
富士通グループのCDP、DJSI 等における開示データの対象拠点。年間取扱量が100kg以上の化学物質(VOC、PRTRに該当)の合計量を記載。熊谷SSCは、2019年度から対象外。取扱量の内訳は、“大気への排出”、“消費量”、“除去処理量”、“リサイクル”。指標別の補足は以下の通り。

  1. 化学物質取扱量:2018年度は、富士通(株)旧熊谷工場内のグループ会社分も含む。
  2. 取扱化学物質内訳(2022年度):「VOCかつPRTR」は、VOCとPRTRの両方に該当する物質。
  3. 化学物質取扱量/売上高 原単位(国内):化学物質取扱量を単体売上高で除した数字。

汚染予防(定期モニタリング) - 2023年度 -

当社グループでは、地下水・排水の自主測定を定期的に実施し、汚染予防に努めています。

① 地下水測定結果

単位:mg/L

測定項目法基準値本社・東京工場新潟工場熊谷SSC
測定値測定値測定値
0.01基準値未満基準値未満基準値未満
六価クロム0.05基準値未満基準値未満
総水銀0.0005基準値未満
全シアン検出されないこと基準値未満
トリクロロエチレン0.01基準値未満基準値未満基準値未満
テトラクロロエチレン0.01基準値未満
ジクロロメタン0.02基準値未満
1,2-ジクロロエタン0.004基準値未満
1,1-ジクロロエチレン0.1基準値未満基準値未満基準値未満
1,2-ジクロロエチレン0.04基準値未満基準値未満基準値未満
シス-1,2-ジクロロエチレン0.04基準値未満基準値未満
トランス-1,2-ジクロロエチレン0.04基準値未満基準値未満
1,1,1-トリクロロエタン1基準値未満基準値未満基準値未満
1,1,2-トリクロロエタン0.006基準値未満
四塩化炭素0.002基準値未満
セレン0.01基準値未満
カドミウム0.003基準値未満基準値未満
アルキル水銀検出されないこと基準値未満
有機燐検出されないこと基準値未満
ほう素1基準値未満基準値未満
ふっ素0.8基準値未満基準値未満
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素10基準値未満
砒素及びその化合物0.01基準値未満基準値未満~0.026(注4)基準値未満
  • 注1:測定箇所
    本社・東京工場および熊谷サービスソリューションセンターは4箇所、新潟工場は7箇所。
  • 注2:測定周期
    本社・東京工場および熊谷サービスソリューションセンターは1回/年、新潟工場は2回/年。
  • 注3:測定値
    基準値未満の場合は「基準値未満」、基準値超過の場合はその最大値も記載。
  • 注4:基準値超過
    新潟工場で基準値を超過した砒素は、過去から使用実績がなく、自然由来と判断。
  • 注5:「-」は測定対象外の意。

② 排水測定結果

単位:1L中

測定項目
()内は測定単位
法基準値新潟工場熊谷SSC
測定値測定値
水素イオン指数(pH)5.8~8.66.8~7.97.5~7.9
生物化学的酸素要求量-BOD(mg)160基準値未満
浮遊物質量-SS(mg)200基準値未満基準値未満
亜鉛含有量(mg)2基準値未満
鉛及びその化合物(mg)0.1基準値未満
燐含有量(mg)16基準値未満
砒素及びその化合物(mg)0.1基準値未満
  • 注1:測定箇所
    新潟工場 - 物質の種類によって、測定箇所・測定場所をそれぞれ設定(測定箇所:2~8箇所)。
    熊谷SSC - 最終放流口の1箇所のみ。
  • 注2:測定周期
    新潟工場 - 砒素のみ1回/年、他は2回/年。
    熊谷SSC - 4回/年。
  • 注3:測定値
    pHは最小値と最大値の測定値を記載。その他項目については、基準値未満の場合は「基準値未満」、基準値超過の場合はその最大値も記載。
  • 注4:「-」は測定対象外の意。

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