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アジア最強の経営を考える 世界を席巻する日中韓企業の戦い方

アジア最強の経営を考える

富士通総研 経済研究所 理事長 野中 郁次郎
徐 方啓・金 顕哲 著

ダイヤモンド社
2013年8月29日発行
ISBN 978-4-478-02291-7
本体1,800円+税

 


内容紹介

アジア的経営の本質とは何か?日中韓のグローバル企業が世界の成長を支える時代の、新しいモデルを問うています。日中韓の気鋭の経営学者が、自国のビジネス文化を背景に、詳細なケースを示しながら、リーダーシップ、グローバル戦略、イノベーション、人材マネジメントなど、「アジア発の強い経営モデル」を提示しています。

目次

はじめに

序章 強さの本質 [アジアの世紀にふさわしい経営モデルを構想する]

世界初の日中韓経営比較に挑む
差異を求めるのではなく、強い共通点を探る 
アメリカ企業との距離を基準に比較検討
金融資本主義と分析至上主義は企業に何をもたらしたのか
アメリカ型マネジメント・モデルはもう限界

第1章 リーダーシップ [アジア最強企業は衆議独裁型である]

ダイキンと衆議独裁の経営
欧米企業に多いトップダウン型
衆議独裁はミドルアップダウン
サムスン 三極の経営 
二極は他の財閥にも存在する
メンバーは新旧のエリートたち
未来戦略室が救った液晶パネル事業
ファーウェイ CEO輪番制度

column ワハハ会長・宗慶後の「強勢開明」

第2章 グローバル戦略 [現地化戦略を基本とする]

標準化戦略か、現地化戦略か
株主満足を重視する欧米企業、顧客満足を気にかけるアジア企業
SMエンターテインメントの現地化を徹底する戦略
IT企業ならぬCT企業 
女子アナから日本語を学ばせたBoAの売り出し戦略
中国人を1人加えたスーパージュニアの現地化戦略

column 韓国企業の駐在員生活

ユニ・チャームの現地に入り込む戦略
4つのポイントからインドネシア市場を攻略
海外にはエース人材を送り込む
コマツの現地に任せる戦略
現地に任せ、勝ち抜くための多様な戦術
レノボの現地をのみ込む戦略
インドをアジアの突破口に
双モデルでドイツ市場を攻略
アメリカではイメージアップ作戦を展開
ファーウェイの毛沢東戦略 
海外強豪が見向きもしない内陸貧困地域から
新興国から先進国を攻める
ハイアールの先難後易戦略
逆転の発想 -人件費の高い先進国で工場を立ち上げる

第3章 ステークホルダー [株主だけでなく多様な関係を重視する]

レノボ 中庸の経営
ハイアールと共産党の関係
ファーウェイと人民解放軍はつながっているのか
韓国を牽引してきた「鉄のトライアングル」
現代自動車のCSR活動
韓国で最も尊敬される経営者
協力会社に9つの「同伴成長プログラム」を提供
欠食児童に食事を支給するプログラムも

column オリンピックと韓国企業

コマツの協力企業「みどり会」
ステークホルダー総動員、日立製作所のインフラビジネス
畑違いのイギリス市場にどう入り込むか
政府、金融機関、顧客、さまざまな人たちの応援 
ダイキン 人に基軸を置いた経営
入社研修から「人基軸」は始まる
衆議独裁型リーダーは、人基軸の経営から生まれる

column JAL復活の秘密‐社員を奮い立たせたフィロソフィとアメーバ

第4章 イノベーション [累積模倣志向で、学習を追求する]

サムスン 先行者にひたすら学び、ある時点で追い抜く
「学ぶ」ことは「真似ぶ」こと
まったく未知の半導体事業へ
「飛び級」で日本企業を追い越す
携帯電話ではまずモトローラを追撃
アップルを抜き、スマートフォン世界一に
ファーウェイ 他社との提携による技術力向上
世界の強豪と次々に提携 
ハイアール 人単合一モデル
ハーバードやウォートンも注目するモデルとは
コマツ モノのビジネスからコトのビジネスへ 
コムトラックスはコマツと代理店との関係も変えた 
世界で初めて無人ダンプトラックを市場投入
知の大同団結を試みて成功したダイキン

column 富士フイルムとコダックの明暗を分けた「イノベーション力」
column BtoBビジネスでのイノベーションを模索

第5章 人材マネジメント [内部人材の熱心な育成が強みに]

短期志向と長期志向が人材育成に表れる 
ハイアールの競馬式人事
相馬人事から競馬人事へ
管理職は2年の任期制
サムスンの「士官学校的」人材育成
韓国で初めてオープン採用を実施
サムスンに入れなくても、これだけは子供に受けさせたい
海外を実体験させる1年間の自由放任型研修 
4週間の合宿と3カ月の実務で選抜する
ユニ・チャームの「共振の経営」による人材育成
行動と成果を週次でチェックしあう
思考と行動を一致させる仕組み

終章 鼎談 [ アジアン・マネジメントの時代はすでに始まっている]
野中郁次郎×徐方啓×金顕哲

明治維新はミドルアップダウンの革命だった
同一力が強いアジア、強制力を常道とするアメリカ
「戦略はアート」がアジアの基本
リバタリアンのアメリカ、コミュニタリアンのアジア 
アメリカのMBAに欠落している歴史教育
世界に通用するアジア発経営モデル
真の雁行形態の時代がやってきた

あとがき