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「健康会計等に関するアンケート調査結果とその考察」についての学会発表報告

弊社富士通総研は、去る2008年7月12日(土)に、日本ヘルスサポート学会(注1) 第3回総会・学術集会のポスターセッションにて、「CSRの観点からの健康増進活動の促進に関する関係者ニーズの現状 ~「健康会計」(注2)等に関するアンケート調査結果とその考察~」をテーマに発表を行いました。

 第3回総会・学術集会のポスターセッションの様子
第3回総会・学術集会のポスターセッション

本発表内容は、弊社が受託いたしました平成19年度経済産業省委託事業である「健康資本増進グランドデザインに関する研究会」にて、企業における健康増進活動の現状と活動に関る費用・効果等を把握することを目的に東証一部上場企業を対象に実施したアンケート調査結果とその考察です。当日は医師・保健師 ・看護師をはじめとする公衆衛生・保健活動の担当者、先端技術の開発企業、保険者、損害保険会社など幅広い分野の方々がご来場され、発表の内容とともに「健康会計」に対して大きな関心が示されました。

弊社は、今後も「健康経営」活動の促進、「健康会計」の確立・普及に向けた取り組みを進めてまいります。

注釈

(注1) 日本ヘルスサポート学会
日本ヘルスサポート学会(理事長 田中滋 慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授、副理事長松田晋哉 産業医科大学公衆衛生学教室教授)は、地域保健、職域保健および健康サービス産業等における、健診・保健指導分野の実証研究、実践活動の成果を学問的に研究し、知見を交換できる場を提供することを目的として2006年6月設立されました。

(注2) 健康会計
企業(及び保険者)がCSR活動の観点から健康資本増進活動の「費用」と「効果」を可視化するための健康情報ツールを「健康会計」と呼びます。「健康会計」は、平成19年度経済産業省委託事業である「健康資本増進グランドデザインに関する研究会」で検討が開始されました。その後、政府の「産業構造審議会基本政策部会報告書(平成19年10月)、「新健康フロンティア戦略アクションプラン(平成19年12月28日決定)に「健康会計」の検討、研究が盛り込まれました。

関連リンク

「健康資本増進グランドデザインに関する研究会」の取り組み(経済産業省ホームページ)

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本件に関するお問い合わせ

株式会社富士通総研 経済研究所
電話:03-5401-8392(直通) 担当:河野