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PRESS RELEASE

2011年4月8日
株式会社富士通総研

「実践知研究センター」の設立について

株式会社富士通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤正春)は、4月1日付で、当社経済研究所理事長の野中郁次郎をセンター長とする「実践知研究センター」を設立いたしました。

「実践知研究センター」は、共通善にもとづいた事業活動を実現するために必要なビジネスモデルやリーダーシップのあり方について、実践的な研究活動をおこないます。これにより、現在の日本企業に漂う閉塞感を打破し、社会への貢献と企業の成長を両立させるための条件や道筋に関して情報発信し、提言していきます。

わが国の多くの企業は、「失われた10年」と言われる長期間の不況やその後の金融危機の間、ビジネスモデルのイノベーションによる持続的な成長が求められていました。しかし、これを実現した企業は少なく、未だに閉塞感が漂っています。この閉塞感を打ち破るためには、短期的な利益だけを追求するのではなく、「何が社会全体の善(共通善)であるか」という明確な価値基準のもとで、組織的な知識創造プロセス(SECIモデル(注1))を活用して新しい価値創造活動をおこなっていくこと、すなわち「実践知の経営」が必要です。「実践知研究センター」は、この「実践知の経営」に必要なビジネスモデルやリーダーシップを主題とした研究をおこないイノベーションを先導します。

具体的には、「実践知研究センター」に富士通グループの社員が集まり、それぞれが現場を通じて得た問題意識や暗黙的な知恵を持ち寄ります。そして、外部の有識者や関係者を交えた議論を通じてより大きな社会的視点で捉えなおし、同時に、多様なステークホルダーとの関係性から新しい価値を創造する活動をおこないます。

企業には、社会的責任「CSR(注2)」やプロボノ活動(注3)など、事業活動を通じた社会的課題の解決がますます強く求められています。「実践知研究センター」では、このような社会的な要請にも応えるために、富士通グループにおける現場の知恵も集約しながら、企業の現場での具体的な実践と共通善の実現とを両立する「実践知の経営」に関わる研究を行い、その成果を提案、ならびに発信していきます。

【 実践知研究センターの概要 】

  • 名称: 実践知研究センター(英文名: Research Center for Practical Wisdom)
  • 設立日: 2011年4月1日
  • センター長: 野中郁次郎(経済研究所 理事長)
  • 活動内容:
    1.富士通グループの事業活動を通じた共通善の実現に関する研究と実践
    2.実践知の経営を実行するリーダーシップの研究

【注釈】
(注1) SECIモデル: S(共同化)、E(表出化)、C(連結化)、I(内面化)の4つのプロセスを通じて暗黙知と形式知の相互変換を推進し、知の綜合化を実現する基本原理(野中郁次郎・竹内弘高(1996)『知識創造企業』東洋経済新報社)
(注2) CSR: Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)
(注3) プロボノ活動: プロボノ(pro bono)とは、ラテン語のpro bono publico(公共善のために)を略した言葉で、市民が自らの職業的な専門知識を活かして、無報酬で社会全体の善のために働くこと。

以上

本件に関するお問い合わせ先

株式会社富士通総研 経済研究所 研究主幹 久野純夫
電話:03-5401-8392(直通)

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報道関係者お問い合わせ先

株式会社富士通総研 管理部(広報担当)
電話:03-5401-8391(直通)