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PRESS RELEASE

2009年5月20日
株式会社富士通総研

 

2009・2010年度経済見通し
~景気は底入れし2010年度には本格回復へ~

当社は、2009年1~3月期のGDP統計(1次速報)の発表を受け、経済見通しを改訂しました。世界経済は各国の景気対策や量的緩和など政策総動員が奏功し、中でも中国の積極的な対応により、景気は下げ止まりつつあります。日本経済は、在庫調整終了の目処が立つとともに、先行きの世界経済回復をにらんだ動きも現れ始めており、7~9月期に底入れし、2010年度には、アジア内需と環境関連需要を牽引役として本格的な回復軌道に乗ると考えられます。

実質成長率 : 2009年度 -3.5%(前回-4.1%)、2010年度 1.2%(前回1.1%)

【 世界経済 】

世界経済はG20で総額1兆4,800億ドルにものぼる景気対策、主要国における量的緩和など政策総動員が奏功し、各国で景況感が好転するなど、急激な景気悪化に歯止めがかかりつつある。中でも中国は、余剰資金を国内投資に積極的に振り向けることで内需喚起を図っているが、そのマーケットの大きさから今後の世界経済の牽引役になる可能性が高まっている。また、今回の世界不況の過程では、アメリカの経済的地位が低下する一方、中国が新たな基軸通貨システムを提案するなど、基軸通貨システムが緩やかな移行過程に入る可能性をも高めている。ただし、中国経済の今後については、バブル発生リスクとその後のデフレリスクを十分注視すべきである。

【 日本経済 】

日本経済は在庫調整終了の目処が立ち、企業、消費者マインドとも好転し、7~9月には景気が底入れする可能性が高まっている。世界的な需要急減に伴い急速に経済規模が縮小したものの、その後の世界経済の拡大をにらみ、一部ではあるが新規投資が行われ始め、雇用調整も極力雇用を維持する形で進められようとしている。追加景気対策は、7~9月期以降、公共投資が大幅に上積みされることを中心に、景気を底上げする効果を持つと考えられる(景気押し上げ効果は2009年度で1%程度)。日本経済は、アジア内需と環境関連需要を牽引役として、2010年度には本格的な回復軌道に乗ると見込まれる。

以上

 

関連資料

2009・2010年度経済見通し 本文 [335KB]

本件に関するお問い合わせ先

株式会社富士通総研 経済研究所 上席主任研究員 米山秀隆
電話:03-5401-8392(直通)
E-mail:yoneyama.hide@jp.fujitsu.com

(注)本資料は内閣府記者クラブ、日銀記者クラブにて配布いたしております。

報道関係者お問い合わせ先

株式会社富士通総研 事業支援部(広報担当)
電話:03-5401-8391(直通)