2012年9月4日
株式会社富士通総研
株式会社富士通総研(本社: 東京都港区、代表取締役社長 本庄滋明)は、2012年9月21日(金曜日)に、六本木アカデミーヒルズにおいて「ワールド・ワイズ・ウェブ・イニシアティブ」(注1)が主催する「第1回トポス会議:【人間の知性とコンピュータ科学の未来 -2040年、コンピュータは人間を超えてしまうのか-】を後援します。
「トポス会議」は、富士通総研 経済研究所理事長 野中郁次郎(一橋大学名誉教授)らを中心として、グローバルなレベルで新しい知識の結集と創造を目的とする一連の国際会議です。「課題先進国」である日本から、企業などの様々な組織と社会全体の再生を目指し、積極的に情報発信を行っていきます。
以上
【注釈】
(注1)「ワールド・ワイズ・ウェブ・イニシアティブ」について
ワールド・ワイズ・ウェブ・イニシアティブ(w3i, World Wise Web Initiative)は、野中郁次郎(富士通総研 経済研究所理事長、一橋大学名誉教授)らが発起人として設立を準備している非営利の研究組織であり、トポス会議(全10回を予定、全体テーマ:“Reshaping Japan, Asia and the World”)の企画運営を行います。富士通総研は、その趣意に賛同し、事務局として活動をサポートしています。
【全10回:トポス会議のテーマ】
第1回 人間の知性とコンピュータ科学の未来(2012年9月に開催)
第2回 幸福のイノベーション学-社会改革と経済活動は本当に両立するのか(2013年1月開催予定)
第3回 課題先進国日本のイノベーション戦略-世界から尊敬される国を目指して
第4回 新しい民主主義は脅威か救世主か-政治、経済、社会はどう変わっていくのか
第5回 超高齢社会の論点-医療システム、社会システム、経済システムの近未来
第6回 グローバル資本主義の葛藤-ホモ・エコノミクスの罪と新しい資本主義の姿
第7回 自然資本主義の時代-外部不経済を内部化するオルタナティブ社会への道程
第8回 グレーターアジア2.0-日本と日本人はいかにリーダーシップを発揮すべきか
第9回 国と国とのつき合い方-日本は何を守り、どのように世界に貢献すべきか
第10回 新しい日本人の育て方-ステレオタイプを排し、人づくり立国を目指す
(注2)「シンギュラリティ」について
シンギュラリティとは「技術的特異点」をあらわす言葉で、コンピュータ科学の分野では、人工知能などの発達によってコンピュータの能力が人間の知性を超える日を意味しています。アメリカでは、グーグルやNASAなどの支援を受けて発足したシンギュラリティ大学などで研究が進められています。今回の会議は、わが国ではじめてシンギュラリティを本格的に取り上げ、マシーンとの関係の中で人間の知性の本質や知識創造、イノベーションのあり方などを考える場となります。
株式会社富士通総研 経済研究所 実践知研究センター 電話 03-5401-8392(直通)
株式会社富士通総研 企画室)広報 電話 03-5401-8391(直通)