9月12日(水曜日)、アルジャジーラ衛星チャンネルの総局長顧問 サイード・シューリー氏を迎えし、一般公開セミナーを開催致しました。
日時 | 2007年9月12日(水曜日)10時30分~12時30分 |
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講師 | サイード・シューリー氏 (アルジャジーラ衛星チャンネルの総局長顧問) |
テーマ | 「アルジャジーラから見た世界」 |
参加費 | 無料 |
使用言語 | 英語 |
会場 | (株)富士通総研 会議棟 N51会議室 東京都港区海岸1-11-1(ニューピア竹芝ノースタワー5階) 会場が異なりますのでご注意ください。 |
同氏は元BBCスタッフらとともにアルジャジーラ放送の設立要員となった草分け的存在で、1996年11月の放送開始以降、シニアプロデューサー、副編集局長、編集局長を経て、総局長顧問(現)となっています。今年4月からは、アルジャジーラ英語チャンネルのコントローラーを兼任しています。
9.11事件、対テロ戦争、イラク戦争と、アルジャジーラが最も注目を集めた時期に、現場の責任者としてニュースを作り続けており、ビンラディンのテープを「自分の机の中に保管していた人物」でもあります。支局閉鎖、記者解放、本社爆撃計画等の問題解決のために、米国やイラクを訪問して解決にあたったのも同氏です。歴史の生き証人としての同氏のお話を伺う機会はたいへん貴重なものと言えます。
中東情勢は今後どのような展開をたどると考えられるのか、アラブメディアが捉えている欧米諸国と現地各政権の思惑を基に、イスラム過激主義の動向分析なども加えながら、イラク、イラン、アフガニスタン、パレスチナ、レバノン、シリア、それに湾岸諸国、また、パキスタン等、各国の今後の情勢はいかなる方向に向かうのか、縦横に語っていただきました。