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【福岡開催】 「どう活かす、高度外国人材!」

- グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える -

去る2010年3月1日(月)に厚生労働省委託事業・高度外国人材の活用促進に関するフォーラム「どう活かす、高度外国人材!~グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える~」を福岡の夢天神ホールにおいて開催しました。

今回のフォーラムでは、アンケート調査、文献調査、企業へのインタビューから得られた、具体的な高度外国人材の受け入れや、活用の意義、人事・労務管理の方法等のご紹介及び、外国人材の活用が進んだ企業による講演、パネルディスカッションを行いました。

基調講演『どう活かす、高度外国人材!』

福岡開催

法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科の藤村博之教授を招き、人口減少局面に入った日本において、企業が今後とも競争力を維持していくためには、高い知識と能力を持った外国人(高度外国人材)の活用が重要性を増していることについて示して頂いた上で、高度外国人材の現状を整理するとともに、企業内で活用していく上での必要な条件整備についての報告を行いました。

講演『フィリピン共和国におけるIT分野の人材活用事例のご紹介』

福岡開催

株式会社データホライゾン総務部長の西田洋一氏を招き、同社のフィリピン共和国における人材の採用・活用について、取組みの経緯や具体的なエピソードを交えてご紹介頂きました。

講演『モノづくりメーカーでの高度外国人の活躍』

福岡開催

本多機工株式会社代表取締役社長の龍造寺健介氏を招き、同社のグローバル環境での取り組みや、そこで活躍する高度外国人材の具体的事例などをご紹介いただきました。

パネルディスカッション『グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える』

福岡開催

民間企業、大学、国からの有識者を迎え、企業が求める高度外国人材について、価値観、キャリア志向、協調性、言語の障壁など様々な切り口から、グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略に関する課題について議論を行いました。当日ご来場されていた高度外国人材として働く方々からも積極的なご発言があり、活発な議論となりました。

アンケートの結果

基調講演『どう活かす、高度外国人材!』

  • 現在の日本社会における人口構成(少子高齢化/労働力不足)の現実から、近未来においては避けて通れない現実である外国人雇用の問題を身近かな問題としてイメージし理解することができました。
  • 現下の厳しい雇用失業情勢から、とかく日本人にのみ目がいってしまうが、労働力人口の減少からすると、高度外国人材の活用が今後、より重要となることがよく理解できました。
  • 常日頃、感じていた事に肉付けが出来ました。

調査報告『高度外国人材の活用の実態報告』

  • ・ 日本人の社員が外国人によって影響を受けて、よい方向に変わるというのは”なるほど”と思いました。
  • 詳細な資料を楽しみにしている。

講演『フィリピン共和国におけるIT分野の人材活用事例のご紹介』

  • 1国に特定してまた支援して成功しているのが良く理解できた。差別視線の解消法 会報(町内会)がすごいと思った。
  • 2社とも私たちと同程度の会社規模のお話で、羨ましいと思うと同時に身近に感じ、当社も早くやりたいと思いました。
  • 処遇・福利厚生を試行錯誤して改善している事例説明が良かった。

講演『モノづくりメーカーでの高度外国人の活躍』

  • グローバルな取り組みを行う企業の具体事例に触れる機会を持ててよかったです。
  • モノづくりの現場での有効な外国人活用として参考になりました。
  • 福岡県内の企業にも努力されている事業所があり、頼もしく感じた。
  • 国籍を問うのではなく、ノウハウ、技術、経験をモットーとすること。

パネルディスカッション『グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える』

  • 3つのポイントで現場の具体的な事例、意見を整理できました。参加者席の元留学生のコメントで「高度外国人材」のカッコが取れ身近に感じることが出来ました。(会場全体からも感じられました)
  • 「日本で仕事をしたい」だけの就活だけではなく、日本で何をしたいのかを、明確にさせて就活を行わせたいと思った。
  • 高度外国人材の問題を通じて、現在の日本社会が飽和問題を考えるヒント、一つの視点を得られた気がします。