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【大阪開催】 「どう活かす、高度外国人材!」

- グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える -

去る2010年2月16日(火)に厚生労働省委託事業・高度外国人材の活用促進に関するフォーラム「どう活かす、高度外国人材!~グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える~」を大阪のクレオ大阪東ホールにおいて開催しました。

今回のフォーラムでは、アンケート調査、文献調査、企業へのインタビューから得られた、具体的な高度外国人材の受け入れや、活用の意義、人事・労務管理の方法等のご紹介及び、外国人材の活用が進んだ企業による講演、パネルディスカッションを行いました。

基調講演『どう活かす、高度外国人材!』

大阪会場

法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科の藤村博之教授を招き、人口減少局面に入った日本において、企業が今後とも競争力を維持していくためには、高い知識と能力を持った外国人(高度外国人材)の活用が重要性を増していることについて示して頂いた上で、高度外国人材の現状を整理するとともに、企業内で活用していく上での必要な条件整備についての報告を行いました。

講演『「おもしろおかしく」で進める社員のグローバル化と高度外国人財活用』

株式会社堀場製作所グローバル人事部長の若松聡氏を招き、堀場製作所の社是である「おもしろおかしく」に基づいた高度外国人材の活用の様々な取り組みについてご紹介頂きました。

パネルディスカッション『グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える』

民間企業、大学、国からの有識者を迎え、企業が求める高度外国人材について、価値観、キャリア志向、協調性など様々な切り口から、グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略に関する課題について議論を行いました。

アンケートの結果

基調講演『どう活かす、高度外国人材!』

  • 日本人労働人口の減少、それに対してのグローバル人材の雇用、活用についての方向性が分かる良い講演でした。
  • グローバル企業にかぎらず、優秀な人材採用・リテンションを考える上で対応すべきことがあることがわかった。
  • 今後の人口予測等から、外国人雇用を真剣に検討していかなければならない事が分かりました。

調査報告『高度外国人材の活用の実態報告』

  • 事例集が当社で活かせるかどうか検討したい。
  • 従前の日本人社員との処遇公平性確保と留学生のキャンパスとの両立が悩みだが、意図的なロールモデル作成も検討したい。
  • ・ 現状分析より狙い所が良く浮き彫りにされていました。

講演『「おもしろおかしく」で進める社員のグローバル化と高度外国人財活用』

  • Horiba-wayが確立されている中での、人事戦略が行われていることが参考になった。
  • また、外国人社員に対してのフォローアップシステムが素晴らしい。
  • 企業文化の共有や相互理解の取り組みが参考になった。 ・ 具体的で堀場製作所のグローバル化が良く理解できた。

パネルディスカッション『グローバルに戦う企業が持つべき人事戦略を考える』

  • 官民学の3方からの意見があり、留学生の現状などわかりやすかった。
  • 堀場製作所 若林様の最後のコメントが印象に残りました。トップの強い気持ちがなければ、社員は動けませんので。
  • 立命館大学のHospitalityという言葉に非常に興味をもった。留学生だけでなく、企業学生に学んで欲しい。奥深い内容であると思う。