富士通総研では、この度、富士通総研フォーラム2013を開催いたします。
今日の日常生活や企業、社会は、人々の思考・価値観、技術・産業、自然環境などあらゆる面で、「想定外」の事象が発生し、大きな混乱を招いています。これらの事象による影響は、利害も輻輳するグローバル化の中で複雑化するだけでなく、さらには、何時どこから及んで来るか予測できない場合も多々あります。多くの場合、想定を超える不測の事態の発生は、企業に課される最も大きな社会的責任である「持続的成長」を阻害します。しかしながら一方で、このような状況を大きなビジネスチャンスと捉え躍進に繋げるケースも存在します。いずれにしても、企業の持続的成長のためには、あらゆる環境の変化や不測の事態に「臨機応変」に対応できる、しなやかで機動性のある企業であることが重要であり、日常の活動の中で、自らの経営、組織、業務の中に浸み込むが如く、育む必要があります。
本フォーラムでは、昨今の日本経済で最も大きな影響のあるアベノミクスの成果と、その背景に潜む不確実性について分析し、これらの環境変化に臨機応変に取り組んでいるお客様企業の実践例を紹介するとともに、企業の変革の方向性についてご提案いたします。
本フォーラムは終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。
日時 | 2013年11月20日(水曜日) 13時30分~17時 (受付開始:13時) |
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会場 | 経団連会館 2階 国際会議場 住所:東京都千代田区大手町1-3-2 [地図] 電話:03-6741-0222(直通) |
主催・協賛 | 主催:株式会社富士通総研、協賛:富士通株式会社 |
参加費 | 無料 |
特典 | 来場者全員に弊社コンサルティング事例集「FRIコンサルティング最前線」を贈呈します。 |
13時30分 ~13時40分 | 開会挨拶 富士通総研 代表取締役社長 本庄 滋明 |
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13時40分 ~15時 | 【基調講演】 「アベノミクス、異次元金融緩和と日本経済の行方」 富士通総研 経済研究所 エグゼクティブ・フェロー 早川 英男 アベノミクスの始動以降、円安・株高の進行に加え、景気も徐々に回復傾向となり、日本経済の景色は大きく変わった。海外要因にはなおリスクが残るが、消費税率引上げ後も景気回復が続くとの見方が多い。しかし、財政出動が繰り返される一方、成長戦略はなかなか明確化せず、金融緩和からの「出口」や将来の財政バランスへの懸念が膨らみつつある。こうしたアベノミクスの成果と、その背後に潜む陥穽について分析する。 |
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15時~15時20分 | 休 憩 |
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15時20分 ~16時5分 | 【講演-1】 「企業の将来価値を高める “機を見るに敏” な資質」 富士通総研 通信・ハイテク事業部 シニアマネジングコンサルタント 中谷 仁久 現在価値が大きい企業でも将来価値を生み出す姿勢が弱い会社はいずれ衰退する。現在価値の小さな会社でも、目利きのセンスとアイデア、熱意をもって新たな価値を生み出そうとする会社は、大きな価値生み出す存在になり得る。 「現在価値を維持する」活動と「将来価値を生み出す」為の経営資源の投入のバランスが求められる企業にとって重要な「機を見るに敏」という資質を根付かせるポイントをいくつかの事例とともに紹介する。 |
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16時5分 ~16時50分 | 【講演-2】 「“臨機応変”さで持続的な発展を」 富士通総研 環境事業部 シニアマネジングコンサルタント 平野 篤 自然災害、経済環境変化、ビジネス上の事故やトラブルなど、これまでの枠を超えた「想定外」が起こり得る時代。すべてのことに無尽蔵に準備できるわけではない中、場当たりとは異なる「臨機応変」さで不測の事態を乗り越え、企業として持続的に発展できる体質を備えることが重要である。そのために何が求められるか。考え方、ポイントについて、事例を交えて紹介する。 |
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16時50分 ~17時 | 閉会挨拶 |
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