GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. コンサルティング事例 >
  3. コンサルティング事例 [人間中心設計アプローチによって戦略的キャンパスマスタープランを策定したK大学様]

人間中心設計アプローチによって戦略的キャンパスマスタープランを策定したK大学様

概要

施設ありきではない、人間中心のキャンパスマスタープラン

人間中心設計アプローチと上位計画(アカデミックプラン、経営戦略)、コミュニケーション・デザインの各種ノウハウを適用することにより、一般的な「施設ありき」ではなく、キャンパスで過ごす人々を中心としたキャンパスマスタープランを策定しました。

課題

ステークホルダー全体の課題を踏まえた、計画的な取り組みの推進

K大学様では、以下のような多様なステークホルダーが抱えている、教育研究環境の質的充実、老朽化する施設の安全性の確保等、キャンパスに関わる様々な課題へ適切に対応するためには、従来の「施設長期計画」では不十分であり、「戦略的キャンパスマスタープラン」を策定し、計画的な取り組みを進めることが求められていました。

(経営層)

  • 経営層から学生まで、関係者のこれからの大学への思いや意見、ありたい姿が見えない
  • キャンパスの高度化・多様化を進める上で、歴史や伝統の継承「変えてはいけない部分」の守りと「変えていく部分」の攻めの経営判断が求められている
  • 大学の経営戦略としての重点投資と中長期的な負担の軽減による資産形成と財務負担の調整が必要

(教員)

  • 大学の戦略と教育研究の将来構想を踏まえたキャンパスの目指すべき姿の具体化が不十分
  • 大学の教育研究活動に応じた施設機能の高度化・多様化を図りたい

(職員)

  • 既存施設の改修や新規建設にあたって、中長期的な方針が曖昧で、学内の合意形成が難しい
  • 個別施設ごとの計画になってしまい、キャンパス全体の調和がない
  • 教育研究活動に支障をきたさないよう、既存施設の適切なマネジメントを確実に実施する必要がある

(学生)

  • 教室や研究室以外に、友人と過ごせる場所・空間がない
  • 建物が老朽化していて、学習環境に不安がある

解決策

人間中心設計アプローチと上位計画との融合による戦略的キャンパスマスタープラン

  1. 人間中心設計アプローチによる現状とあるべき姿の可視化
    大学の歴史・理念・方針、施設の状況に加え、多様なステークホルダーの想い・価値観を踏まえて30年後の大学の理想像を明らかにする、「人間中心」のアプローチを採用し、次のような調査・分析を実施しました。
    1. 学生・教職員・卒業生、地域住民や行政担当者、企業などのステークホルダーが抱く想いや価値観・ニーズを探るために、インタビュー・ヒアリングやワールドカフェ・ワークショップ等を実施しました。実施にあたっては、弊社が独自に有する定性調査手法、AIm(エイム)を活用し、多様なステークホルダーが共有する大学に対する認識、大学の理想像を可視化しました。
    2. アンケート・フィールドワーク・文献調査を通じて、キャンパスと周辺地域の空間の状況や、社会環境・大学の現況といった基礎情報を収集しました。フィールドワークも学生と共同で行うなど、施設担当職員だけでなく、多様な関係者の視点から大学の現状と課題の把握に努めました。

    【図1】人間中心設計アプローチによる現状とあるべき姿の可視化の概要
    【図1】人間中心設計アプローチによる現状とあるべき姿の可視化の概要

  2. 上位計画との融合による、一貫性・整合性のあるキャンパスマスタープランの策定
    人間中心設計アプローチによって明らかになった現状とあるべき姿に加え、中期目標や中期計画といったアカデミックプラン、経営戦略、現状把握など、大学の様々な上位計画を踏まえて、20~30年後に向けたキャンパスマスタープランの基本方針および、以下の各部門別の具体的な計画を策定することにより、上位計画の実現に直結するキャンパスマスタープランを策定しました。                                     
    • ゾーニング計画
    • パブリックスペース計画
    • サステナブルな環境、建築計画
    • インフラストラクチャー計画

【図2】上位計画・キャンパスマスタープラン・取り組み施策の一体的な検討
【図2】上位計画・キャンパスマスタープラン・取り組み施策の一体的な検討

成果

戦略的かつ一体感のあるキャンパスマスタープランと教職員様の負荷軽減

  • 多様なステークホルダーと共有でき、かつ大学全体で一貫性・整合性のあるキャンパスマスタープラン
    人間中心設計アプローチにより、学長・副学長をはじめ、教員、施設担当職員、学生の貴学に対する想いを共有するとともに、上位計画との融合による一貫性・整合性の確保によって、30年後のK大学様のありたい姿の方向性を明らかにし、単に施設整備計画にとどまらない、戦略的なキャンパスマスタープランの策定に寄与しました。
  • 豊富な実績・ノウハウに基づいた、キャンパスマスタープラン策定ワーキンググループの効果的な推進・教職員様の負荷軽減
    大学分野を中心とした、調査・分析や多様なコンサルティングの豊富な実績・ノウハウに基づき、適宜、WG議事録の作成や施設委員会向け説明資料作成のご支援、他大学等の情報提供等を実施することにより、キャンパスマスタープラン策定ワーキンググループの効果的な推進を行い、教職員様の作業負荷の軽減に寄与しました。

掲載日:2013年9月4日
(公共事業部 シニアコンサルタント 齋藤 大)


関連リンク

関連コンサルティングサービス

公共

本事例中に記載の数値、社名・固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページ の閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

お問い合わせ・ご相談はこちら

当社のコンサルティング・サービス内容について、ご不明な点はございましたか?
経営やビジネスに関するお悩みがございましたら、以下のお問い合わせ方法からお気軽にご相談ください。

お電話でのお問い合わせはこちら

富士通総研お客様総合窓口
03-5401-8391

ご利用時間:8時40分から17時30分まで
(月曜日から金曜日、祝日を除く)
(注)電話番号はよくお確かめのうえ、おかけください。

オンラインでのお問い合わせはこちら

お問い合わせへの回答例
お客さまからのお問い合わせとコンサルタントからの回答例です。ご相談をされる際は、是非ご覧ください。