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ERPをベースとしたグローバルICT展開を企画した製造業A社様

概要

グローバルICT統一化のための方針策定およびICT展開計画を短期間で実施

昨今の企業活動は、グローバルの観点を無視して語ることはできません。事実、多くの日本企業は積極的に海外に進出し、広範囲な企業活動を実施しています。そのため、世界規模で、生産・販売・在庫・調達状況など情報の一元管理とリアルタイムな経営指標の把握による迅速な意思決定が求められています。今後、これらの実現には統合化された全社業務システムの存在が必要不可欠であり、つまり経営目標を達成するICT戦略企画(情報化構想)の立案が重要です。

以下に、グローバルICT戦略企画立案を短期間で実施した事例をご紹介します。

課題

グローバルでのICT展開方針をどう策定していくか?

製造業A社様では、国内需要の低迷や新興国の成長がめまぐるしく伸びている状況で現地調達と現地生産の拡大を行っており、経営視点においては、グローバルビジネスでの事業規模拡大と収益性向上、新規ビジネスの早期立ち上げを目標に経営可視化や意思決定迅速化を目指していました。

そのため、IT部門では基幹業務システムを統一し、業務のシンプル化と標準化を検討していました。しかしながら、基幹業務をグローバルで標準化していくためには、本社が拠点の統制を取りながら改革を進める必要があります。海外拠点に現状のICTを変える意識変革を促し、抵抗を抑え、目指すべき姿を企画検討する上で、以下の悩みを抱えていました。

  • どの業務から標準化/システム導入すべきか分からない
    ⇒各拠点の改善すべき業務領域の明確化
  • どの拠点から導入展開を進めるべきか分からない
    ⇒海外拠点のグルーピングと、ビジネス戦略/人的リソース/現行システム観点を踏まえた展開順序の明確化

これらの悩みを解消するため、富士通総研の「短期ERPグローバル企画」を採用いただき、グローバルICT統一のための方針およびICT展開計画を策定していくこととなりました。

解決策

多拠点ベンチマーキングと独自の評価観点にて短期間でグローバルICT展開企画を策定

ICT展開計画は「プロジェクト準備」を含め、「課題抽出」「解決施策検討・テーマ設定」「プロジェクトプラン検討」の大きく4つのステップで推進しました。(【図1】)

グローバルICT展開企画実施の流れ
【図1】グローバルICT展開企画実施の流れ

グローバル展開企画実施に当たり、特に重要なコアプロセスである多拠点ベンチマーキングとICT展開方針策定についての実施のポイントは以下のとおりです。

  • ポイント1:多拠点ベンチマーキングの実施
    ステップ1「課題抽出」においては、各海外拠点別の業務およびICTの比較調査分析ツールとしてSAP社の持つ業務診断ツールを用い、多拠点ベンチマーキングを実施します。ベンチマーキングの結果により、拠点毎、拠点間の業務レベル(業務の重要性および達成度)の定量的判定が可能となり、グループ企業全体の業務の良さや悪さ加減が明確になります。さらに業務毎の課題領域が明確になり、「どの業務でどこを改善すべきか」等、拠点毎/拠点横串で取り組むべき業務領域のスコープの当たりを付けることができます。(【図2】)

多拠点ベンチマーキングイメージ
【図2】多拠点ベンチマーキングイメージ

  • ポイント2:拠点のグルーピングと着手優先度の観点を踏まえたグローバル展開方針策定
    ステップ3「プロジェクトプラン検討」においては、ICT導入および定着化に向け、大きく5つの障害要因「ビジネス/人的資源/運用技術/現行稼働システム/組織戦略に起因する要因」を評価観点として考慮した上で、拠点の立地条件や既存業務システムの類似性等を鑑みたグルーピング、展開検討における業務要素を考慮した着手優先度に基づいて展開方針を立案することが重要です。(【図3】)

導入展開検討マトリクスイメージ
【図3】導入展開検討マトリクスイメージ

成果

短期間でグローバル展開計画を立案、上申支援を実施

製造業A社様では、販売、調達、生産、会計の4つの業務領域に対して日本1拠点、海外5拠点の合計6拠点において調査、比較、分析を実施、約2か月間でグローバル展開計画を立案いたしました。

当活動の結果、拠点毎の業務の良さ、悪さ加減がわかるようになり、個々の業務課題や企業グループ全体で取り組まなければいけない課題を明確にすることができました。また、展開基準に基づく検討により、展開方針を立案できました。現在、今回の成果をもとに海外拠点へのERP導入展開に向けた具体的な計画を立案しています。

A社様のようにグローバルICTの展開で同様のお悩みを持っておられる企業様は是非ご相談下さい。

掲載日:2012年8月28日
(ビジネスプロセスソリューション事業部 シニアコンサルタント 井上二郎)


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