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中国のネットビジネス革新と課題

主席研究員 金 堅敏
2015年3月

要旨

中国におけるネット人口の拡大に伴い、ネットビジネスが急速に拡大し、中国経済社会に大きなインパクトを与えている。産業レベルでは、BATと呼ばれる百度(Baidu:検索)、アリババ(Alibaba:EC)、テンセント(Tencent:SNS)に代表されるネット企業もネット市場拡大とともに巨大化してきた。また、中国では、ネット御三家BATのほかにネット専門分野で新興ネットサービスベンダーも数多く台頭してきている。ただ、ネットを介した金融取引や投資話に被害が多発し、ネット技術の「暴走」で金融システムの不安定化などが懸念された。また、スマートフォンを活用したタクシー配車の普及で非認可タクシーが市場に大量流入するといった社会問題が大きな話題を呼んでいる。ネットビジネスのリスク、公平性、在来産業への脅威なども大きなイシューになっている。

中国のネット産業の発展やビジネスモデルの革新や課題に以下のようにいくつかの特徴が見られる。1)ネット産業政策:育成よりも「対内自由化政策」による民間活力創造、2)革新志向:応用革新、プラットフォーム経営、消費者パワーの活用、3)ネット技術による信用レーティング制度、小口貸借市場の組織化に向けた中国金融市場の制度化などの制度創出、4)在来制度や習慣との整合性問題と「抵抗勢力」の存在が挙げられる。昨今、中国においてネット技術と実態経済の融合が加速し、「インターネット+」戦略(中国版IoT/IoEあるいはインダストリー4.0)も推進されており、その推移が注目されている。


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中国のネットビジネス革新と課題 [1,494 KB]