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中国における産業クラスターの発展に関する考察

上級研究員 趙 瑋琳
2013年10月

要旨

産業クラスターによる産業競争力の向上や地域経済発展への貢献に関する議論が大いに行われてきたなか、中国政府も経済発展の状況に応じて、外資誘致や産業育成等を目的に、産業クラスターの建設と発展を推進してきた。本研究は中国における産業クラスターの発展を促進してきた重要な計画と政策を考察したうえで、時間と空間を軸に主要な産業クラスターの形成とその特徴を分析しながら、特に「高新技術産業園区」と呼ばれるハイテク産業クラスターの発展を概観し、中国における産業クラスターの全体像を明らかにすることにする。

そのうえで、ケーススタディーとして、産業クラスターにおけるイノベーションの創出に取り組む北京市中関村地区と産業クラスターブランドの育成に成功している大連高新技術産業園区の事例を分析する。中国では、30年余の経済発展の初期段階において労働集約型の輸出製造業クラスターから現在では、ハイテク産業や環境産業のクラスターに政策と戦略の重点が置き換えられつつある。中国の産業クラスターはさまざまな問題を抱えながらも、新たな段階に入ろうとしている。今後、中国進出あるいは中国ビジネスの再編を検討する日系企業にとって、中国における産業クラスターの新たな発展をチャンスと捉えることが重要である。日系企業にとり、産業クラスター本位の戦略を採り、経営環境の変化に対応し、「現策・現人・現需」の三現原則を徹底的に貫くことが中国でのビジネス展開の鍵になる。

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