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  5. 医療サービス利用頻度と医療費の負担感について

医療サービス利用頻度と医療費の負担感について

高年齢者の所得と医療需要、負担感に関するシミュレーション

上級研究員 河野 敏鑑
(兼)駒澤大学経済学部非常勤講師
2013年4月

要旨

本研究は高齢者の健康に関する意識調査の個票データを用いて高齢者における医療費の負担感の決定要因を明らかにした上で、シミュレーションを行おうとするものである。本研究では医療サービス利用頻度と医療費の負担感との変数間での内生性に配慮した二段階最小二乗法を用いて、医療サービス利用頻度や所得階層、生きがい、主観的健康度との関係について明らかにした。その結果、医療サービス利用頻度の増加が医療費の負担感を高めていること、医療サービスは上級財であり、収入の増加とともに利用頻度が増加すること、主観的健康度は医療サービスの利用頻度に影響するが、直接は医療費の負担感に影響を与えないこと、生きがいのない高齢者の方が生きがいのある高齢者に比べて医療サービスを利用することが明らかになった。以上の分析結果を踏まえて2030年の超高齢社会の姿を明らかにするとともに、生きがいや健康度の変化が医療費の負担感などに与える影響についてシミュレーションを試みた。その結果、健康状態の二極化が進むことや健康で無職の高齢者が89万人~163万人増加し、その受け皿づくりが重要な課題であること、医療費の負担感を感じる高齢者が増加することが示唆された。

全文はPDFファイルをご参照ください。
医療サービス利用頻度と医療費の負担感について
高年齢者の所得と医療需要、負担感に関するシミュレーション
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