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高まる中国のイノベーション能力と残された課題

主席研究員 金 堅敏

2012年3月

要旨

安い労働力やエネルギー・原材料の大量消費で成り立っている中国の成長モデルは限界に達している。また、世界中の知的財産権重視の機運によってこれまでの技術導入チャネルは先細りになっている。さらに賃金上昇や生産労働人口の減少で生産性の向上が中長期の課題となってきた。このような背景を踏まえて、中国は2020年にイノベーションをドライブとする「革新国」作りに着手し、技術の自主開発を目指した「自主創新」戦略を推進している。

イノベーションを行うためのリソース投入の拡大、R&D要因・留学生の大量育成、アウトプットとしての国内外での論文や特許申請・取得などにおいて数量ベースでは世界トップレベルに達した。イノベーション能力は格段に高まってきている。しかし、イノベーションシステム自体は非効率的で、イノベーション意識の弱い国有セクターへのこだわり、他人の知的創造を尊重する環境が形成されていないことなどからイノベーションに関する課題も数多く残っている。

中国を、生産の拠点からターゲット市場へ、そしてグローバルイノベーションセンターとして活用する多国籍企業が増えてきている。日本企業も事業戦略の再構築とともに知財戦略を、知財保護のみから知財保護、知財活用、知財獲得をミックスした統合知財戦略が求められている。

全文はPDFファイルをご参照ください。

高まる中国のイノベーション能力と残された課題 [793 KB]