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成果主義と社員の健康

上級研究員 齊藤 有希子

2011年6月

要旨

日本企業の経営環境は大きく変化し、短期的な成果が経営者に求められるようになった。雇用形態においても、終身雇用を前提とした年功序列型の賃金体系から成果主義の導入が進み、企業内の賃金格差は拡大したと考えられている。このような変化に直面して、社員の健康はどのような影響を受けたのだろうか。健康保険組合の月次報告データを用いて、企業内の賃金格差を含む職場環境の変化の関係を明らかにし、社員の健康との関係を分析した。

実証分析の結果、2003年度から2007年度の観測期間において、企業内格差を拡大した企業の割合は7割、企業内の年齢内格差を拡大した企業の割合は8割であり、多くの企業で成果主義導入が進んでいることが示唆される。特に、企業業績の悪い企業ほど、企業内格差が大きく、成果主義導入が進んでいると考えられる。さらに、社員の健康との間には、強い関係が存在し、企業内の年齢内格差が大きい企業ほど、社員の健康状態が悪いことが確認され、成果主義導入による弊害が生じていると考えられる。

全文はPDFファイルをご参照ください。

成果主義と社員の健康 [624 KB]