GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. 調査・研究成果 >
  3. 研究レポート >
  4. 2011年 >
  5. 企業の社外との連携によるイノベーションの仕掛けづくりの現状

企業の社外との連携によるイノベーションの仕掛けづくりの現状

-大学との連携を中心として-

主任研究員 西尾 好司

2011年4月

要旨

  • 本稿は、ICTやエレクトロニクス企業を対象に、対象企業所属の著者のいる論文の書誌情報及び企業のホームページ等の公開情報より、研究開発における社外との連携の動向を分析した結果である。
  • 海外企業は、研究開発の海外拠点の拡大、ICTの活用によるアイデアをグローバルに獲得・議論する仕組みの構築など、グローバルに知を活用している。それは、論文書誌情報の調査からも、海外の企業は大学や公的研究機関との連携を強化していること、それがグローバルに展開していることが伺える。一方、日本の大学や公的研究機関は、対象企業からみると、イノベーションのパートナーとなっていない。
  • 海外企業は、大学や公的研究機関との連携を強化し、研究開発プロジェクトを制度化している。特に海外へ展開する場合に、大学に拠点を作り、その大学を通じてその地域や国内でのネットワークを拡大する動きをとっている。
  • 日本企業は社外のどのような知を獲得するかだけでなく、そのためにどのような自社資源を社外に提供していくことが効果的かを検討する必要がある。研究開発活動がグローバルに行われるようになった現在、日本中心の研究開発だけでなく、ネットワーク拡大拠点としての海外研究拠点、日本国内の研究開発と海外との共同研究などを推進していくことが求められる。