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産学連携拠点としての米国の大学研究センターに関する研究

主任研究員 西尾 好司

2009年4月

要旨

  • 米国の研究大学には、複数の専門分野を融合して活動する大学研究センター(University Research Center:URC)が多く設置されている。URCが産業界から獲得する資金は、産業界から大学へ提供される資金の多くを占め、研究や教育において重要な役割を果たしている。このURCでは、既存の学部や学科を横断する形で研究者が参加している。
  • URCの設立や運営に対して連邦政府や州政府が支援している。現在、米国政府でURCの設立・運営の最大の支援者がNational Science Foundation(NSF)である。NSFの支援制度では、アイデア段階、センター設立の企画段階、実際の運営のための計画という3段階の審査を行っている。また、募集に際しては、センターの体制や大学や産業界のコミットメント、大学の義務などの要件を明記し、企画の段階から機能するセンター作りを支援している。さらに、ベストプラクティスの共有やセンター内での問題をセンター間で共有するための仕組みとして、毎年全体会議を開催している。
  • 日本でも、政府は研究プロジェクトの評価の中でマネジメントについても重視し、その結果を大学、産業界で共有することで、産学連携プロジェクトの成果を高めていく取り組みが必要である。また、企業は、探索研究に関しては、自社の研究者と資金で単独実施することはリスクが大きい。大学を拠点に複数社が参加して、政府資金を活用し、レバレッジ効果を生かした研究を行うことを考え、プロジェクトの企画や実施に、優秀な人材を投入していくように、深いコミットメントが必要である。

全文はPDFファイルをご参照ください。

産学連携拠点としての米国の大学研究センターに関する研究 [606 KB]