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No.200 : 中国経済の高成長が日本に及ぼす経済効果

上席主任研究員 朱 炎

2004年6月

要旨

  1. 中国経済は高成長が続いている。高成長によって、中国の市場規模が拡大し、日本経済に対する影響も大きくなっている。
  2. 中国の経済成長に伴って、日中経済関係が拡大している。日本の対中輸出が著しく拡大することは、日本の輸出全体の拡大、そして日本経済の回復と成長にも貢献している。一部の産業は、中国の需要拡大に対応して対中輸出を拡大させ、生産の拡大と価格上昇によって、企業収益が改善された。「中国特需」は一部の産業の復活に貢献し、さらに他の産業にも波及し、日本の景気回復に寄与した。
  3. 日本が中国経済の高成長の恩恵を享受できる背景には、日中経済関係の変化、日本企業の対中ビジネス戦略の転換がある。中国の経済構造の変化は、日本製品に対する需要を高めた。また、日本企業は、中国市場における現地販売と現地調達の拡大、中国市場への新技術と新製品の投入、独自の販売とサービスのネットワークの構築、中国企業との差別化などの経営戦略の転換により、中国での競争のやり方を習得した。
  4. 中国の高成長は今後も続く。中国は今後、日本の最大の輸出市場になりうる。中国市場へのアプローチを強化することは、日本経済の振興にもなる。中国の高成長の利益をより多く享受するため、日本はさまざまな対策を講じる必要がある。企業の対策としては、徹底的な現地化戦略、中国企業との競争で差別化を図ることが不可欠である。「中国特需」のリスクを認識し、対応する必要もある。政策的対応としては、中国とのFTAの推進、政治関係を悪化させない工夫などが必要であろう。

全文はPDFファイルをご参照ください。

中国経済の高成長が日本に及ぼす経済効果 [766 KB]