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松本センター長ご挨拶

この度、実践知研究センターのセンター長に就任いたしました、松本端午でございます。

今、あらゆるものがネットワークでつながっていく、新たな世界が出現しつつあります。そこでは、人や私たちのまわりののモノがつながって情報がやりとりされていきます。車やエアコン、冷蔵庫や電灯まで、多種多様なモノがインターネットにつながり、Internet of Things (IoT)と呼ばれる世界が広がり、それらから莫大な量の情報がネットワークに流れこみます。それらの情報が媒介することで、今までの枠組みを越えて産業がつながり、新しい商品や仕組み、すなわち新たな価値が次々と生み出されてゆく。これが「ハイパーコネクテッド・ワールド」です。

そして、さらに高度な情報の活用が進み、ビジネスや社会全体に大きな地殻変動が起きてゆく、これは、まさに「新たな産業革命の時」と言っていいでしょう。

では、IoTを前提とした、この大きな変化の中で、これからの時代を築いてく鍵は何でしょうか?

私たち富士通グループは、それは「人」だと考えています。誰もが簡単にネットワークに接続でき、最先端のテクノロジーに触れることができる世界では、テクノロジーそのものの優劣だけではなく、それをどのように活用して新しい価値につなげてゆくのか、人の知恵や創造性が、一段と問われることになります。

このような大きな変化の中で、企業の持続的な発展のためには、絶え間ないイノベーションが必要と言われています。公益社団法人経済同友会「第17回企業白書」の調査結果によると、7割近い日本企業の経営者が、「10年後に競争力を持つために取り組むべき課題」の一つはイノベーションである、と回答しています。

では、どうしたらイノベーションを実現できるでしょうか?

これまで、重要な経営資源といえば、「ヒト、モノ、カネ」でしたが、これからのIoT時代にあっては、「人・情報・インフラ」の3つの要素がイノベーションを生み出す重要な経営資源であると私たちは考えています。この「人・情報・インフラ」という3つの経営資源を融合させ、ビジネスや社会に新しい価値を創出し続けていくこと、これが富士通グループが提案するイノベーションへの新たなアプローチ「ヒューマンセントリック・イノベーション」です。

そして、このイノベーションを実践する取り組みの一つが、実践知研究センターです。

当センターは、様々な組織との連携を通じて、イノベーションが多発的に起こる創造的な組織作りと、実践知リーダーの育成に貢献していきます。この活動は、単に研究だけに留まるものではありません。実践知リーダーが創造した新しいビジネスが、富士通グループの実際のビジネスとして継続的に価値提供していくことを目指して、力強く推進してまいります。

皆さまにおかれましては、より一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2014年7月