2012・2013年度経済見通し（2012年9月改訂）
2012年9月10日
株式会社富士通総研
経済研究所
当社は、2012年4～6月期のGDP統計（2次速報）の発表を受け、経済見通しを改訂しました。日本経済は内需が底堅く推移していますが、世界経済の減速が長期化し輸出の本格回復が遅れる場合には、失速するリスクも高まっています。2012年度は復興需要により2%台の成長となりますが、2013年度は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要を見込んでも、1%台の成長にとどまると考えられます。2012年度の成長率は、足元の景気の弱さを反映して、引き下げました。
実質成長率： 2012年度 2.2%（前回2.4%）、2013年度 1.4%（前回1.4%）
