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eコマース認知度アンケート


日経ビデオ「よくわかるeコマース」「Webマーケティング」協賛

会社員577人に聞きました eコマース認知度アンケート
「BtoC」、「BtoB」は7割、「eマーケットプレイス」は3割が知ってる


インターネットを使った商取引を意味する「eコマース」関連の話題が、毎日のように新聞や雑誌をにぎわせています。いまどきの会社員なら、この話題に無関心でいるほうが難しい状況といえるかもしれません。では、実際にどれくらいの人が「eコマース」について知っているのでしょうか。インターネットを利用している会社員を対象として、eコマースの認知度調査を行ってみました。(2000年9月)

調査概要

  • iMiネットを使った電子メールアンケート
  • 調査対象者:25-59歳会社員
  • 調査期間:2000年8月18日~23日
  • 回答者数:577人

・eコマース用語の認知率:さすがに知ってる40代

eコマース用語の認知率では、「BtoC(Business To Consumer:企業対消費者の電子商取引)」、「BtoB(Business To Business:企業対企業の電子商取引)」という基本的な用語の認知率はさすがに高く、両方とも約7割に達した。これに対し、「CtoC(Consumer To Consumer:オークションなど消費者どうしの電子商取引)」は半数強、「eマーケットプレイス(複数企業間の取引を仲介するインターネット上のサイト)」、「SCM(サプライ・チェーン・マネージメント)」、「BTO(ビルト・トゥ・オーダー)」は約3割に留まった。

Q「次の選択肢の中から、知っている言葉をいくつでも選んでください」

eコマース用語の認知率


年代別に見ると、全体的な認知率が高いのは40代で、「BtoC」と「BtoB」の認知は8割を超えている。逆に、低いのは20代(25歳から29歳)で「BtoC」と「BtoB」が6割、「SCM」では2割しかない。ただ、20代は「eマーケットプレイス」と「BTO」の認知率では平均を上回っていた。

年代別eコマース用語の認知率


・消費者向けeコマースのマーケット予測:回答者は強気

将来予測として、2004年消費者向けeコマースの一人当たり金額を回答してもらった。結果、「1万円未満」と答えた人が2割弱、「1万円から10万円未満」が3割と、半数が10万円未満の回答だったが、50万円、100万円以上とする人もいて、平均では11万2642円となった。ちなみに、ECOMとアンダーセンコンサルティングが予測した、2004年のBtoC市場は6兆6620億円で、日本の人口1億2676万人から計算すると、一人当たり5万2556円となる。回答者の平均は、この予測値の2倍という強気なものであった。

Q「2004年における、日本の消費者向け「eコマース」のマーケットサイズはどの位になると思いますか?国民一人あたりの金額を答えてください」

消費者向けeコマースのマーケット予測


・eコマースに対する意見

eコマースについては、「大きな変化をもたらす」「いや、さほど大きな変化ではない」とするものをはじめ、変化を歓迎する人、そうでない人、すでに仕事が変わった人など色々なコメントが寄せられた。

Q「eコマースで世の中が変わると思いますか?意見や体験談を自由に記入してください」

確実に変わると思います。今私にとって時間が一番貴重です。その時間を買えれば一番良いのですが、次に時間を節約することを考えればこのeコマースにも可能性があり、どんどん進むと考えます。スピード社会に変わりつつありますし、この流れは止められないと思います。(埼玉県・40歳・男性)

絶対に変わると思う。自分自身でも仕事が忙しく休日くらいはゆっくりしたいので、外に出ずに情報収集やショッピングをしている。ビジネスでもプライベートでも、もはやなくては不可欠な状態。リアル店舗は激減し、WEB上の店舗が急拡大すると思う。(東京都・27歳・女性)

BtoCでは、直接見なくても安心して買えるものは、どんどんeコマースへシフトする気がします。BtoBが盛んになれば、仕事はかなり楽になるように思います(人とあって話してる時間が多いんで)。(大阪府・30歳・男性)

変わると思う。これからはもっとインターネットが普及して,ネット上での取引が増える。ネット上で購入したものはコンビニで受け取るか,宅急便で送付するためその分小売店が減る。(北海道・37歳・女性)

産業革命ほどの変化が生じるとは思えないが、今まで必要だった経済要素が必要なくなったり、消費者の利便性が上がったりして、ある程度の変化は起きると思う。個人的には、オンラインで航空券を買えたり、ホテルを予約できたりすることが非常に便利と感じている。余計なマージンも払わなくてよいし、選択の幅が広がるということは、競争も生まれるので、良いことだと思う。(東京都・27歳・女性)

しばらくは世代間の格差が広がる状態が続くと思います。IT弱者への対応が今後のかぎではないでしょうか。(神奈川県・45歳・男性)

電子商取引と騒がれていますが、どうもメーカーに踊らされているような気がします。マイクロソフトのウインドウズしかり。時の流れに敏感に乗っていかなければいけないのでしょうが、結果が失敗であっても何らフォローがないメーカー側の意見を聞く人は、減っていくでしょう。お役所などの情報発信や書類の簡便化では、この電子化は受け入れられるでしょうが、物品の売買でこの電子化が実現するとすれば、企業間(B to B)だけでしょう。一般消費者は、やはり自分で買うものは見たり、触ったりして買うと思います。(大阪府・44歳・男性)

便利になると思うが、人間関係がますます希薄になりそうでちょっと怖い気もする。たしかにPCで入力するだけでどこに出かけなくてもいいが、楽になりすぎのような気もする。でも実際私もPC関連、書籍、ホテルの予約、飛行機の予約などかなりの割合で頼っている。地方に在住しているものにとってはなくてはならないものになりそうな気もする。(新潟県・35歳・女性)

正直、今のところ「eコマース」とは何かを全く理解していないので分からないです。(東京都・28歳・男性)

かつてはリアル書店に勤めていましたが今はネット書店に勤めています。(埼玉県・33歳・男性)

インターネットを利用している会社員を対象としたアンケートではあったが、「BtoC」、「BtoB」を知らなかった3割をはじめ、eコマースについてはじめて意識したという人もいる。反面、最近聞かれるようになったばかりの「eマーケットプレイス」を知っている人が3割もいたり、コメントの中で、流通業者への影響やデジタル・デバイドを指摘する人もおり、知っている人と知らない人に差が出てきている状況といえそうだ。


この調査に関するお問い合わせは、cyber@fri.fujitsu.co.jpまでお願いします。



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