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バナー広告アンケート

どんなバナーがクリックされるのか?

日本のWebサイトにバナー広告がはじめて登場したのは1996年。当時は物珍しさでクリックしてみる人も多かったが、現在のようにバナーのないページのほうが珍しい状況になると、正直言って「いちいちクリックしていられない」というのがユーザーの本音だ。しかし、なかにはクリックされるバナーもある。ユーザーはどんなとき、どんなバナーをクリックするのか。2000年6月にインターネット・ユーザー400人を対象として実施したバナー広告に関するアンケート結果を紹介する。

意外?:ユーザーの3/4は最近1ヶ月以内にバナーをクリック

「一番最近バナー広告をクリックしたのはいつ?」という質問に対し、半数を越える51.5%が1週間以内と答えている。次に回答の多い1ヶ月以内の24.8%を加えると、実にユーザーの3/4は、1ヶ月の間に何らかのバナー広告をクリックしていた。

そのときクリックした理由を聞くと、「興味のある商品やサービスだったから(47.3%)」が最も多く、次が「懸賞だったから(21.4%)」。男女別で見ると、「興味のある商品」を理由とする比率は男性は53.2%だが、女性は41.2%にとどまる。一方、「懸賞」を理由とする比率は男性15.8%、女性27.3%となり、商品そのものに関心を持つ男性に対し、女性はお得な情報に惹かれる傾向があると言えそうだ。その他の理由で、「なんとなく(8.3%)」と「面白そうそうなバナー広告だった(8.0%)」の二つを選んだ人は、年齢が低いという特徴が見られた。ちなみに、クリックしてジャンプした先のサイトに不満を感じた人は26.5%。ほとんどはクリックしたことを後悔していない。

クリック理由



クリック先での行動:プレゼントやキャンペーンに応募

「今までに役に立ったバナー広告は?」という質問で、最も多かった回答は「プレゼント・キャンペーン情報(84.2%)」だが、男性にはやはり「新製品情報(男性73.7%)」という回答も多い。

クリック先のサイトで取ったことのある行動では、「プレゼントやキャンペーン応募(84.2%)」、「メンバー登録やメールマガジン申込み(59.8%)」が多く、バナー広告はキャンペーンや無料サービスの募集手段として効果があるようだ。また、バナー広告が「資料請求(25.6%)」、「商品やサービス購入(9.5%)」という購買に関わる行動に結びつくケースもあるが、こうした行動を取る傾向は女性より男性に多い。ただし、これは男女の行動の差というより、男性を主な対象とするバナー広告が多いためという可能性もある。

面白かった、役に立ったバナー広告に関するユーザーの代表的な声を紹介すると、「バナー広告自体がスロットゲームになっていて絵柄がそろえばプレゼントが当たるようになっていた」とか、「懸賞があるとついついクリックしてしまう」などのほか、「自動車保険の更新の際、目にとまった損保のバナー広告をクリックした」、「オンライントレードをはじめようと思っていたとき、証券会社のバナー広告からホームページを見て、ミニ株を始めた」というように、タイミングのよさで役立ったケースをあげた人もいる。

逆に、バナー広告でだまされた、という場合もある。複数のユーザーが遭遇しているのが「プレゼントと書いてあったのでクリックしたら有料の会員登録が必要だった」というケース。これではクリック率は高くても、ユーザーにマイナス・イメージを持たれかねない。こんな経験をした人もいる。「仲間内では引っかかった人が多かったのですが、心理テストに答えていくと運命の人はこのタイプ、と表示されるバナー広告がありました。クリックすると、運命の人探しはここ!と結婚関係のサイトに飛び、やられた、と笑いました」。これは許される範囲かもしれない。

役に立つバナー広告
バナー広告をクリックして取った行動



【調査概要】

  • 調査期間:2000年6月11日~13日
  • 調査方法:電子メールアンケートサービス iMiネット
  • サンプル数:アンケート発信400人,有効回答336人(84%)


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広告実践法

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