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ケータイプロモーションとは

携帯電話のメール機能やインターネット機能を使ったプロモーション活動を「ケータイプロモーション」と呼ぶ。iモードをはじめとする携帯インターネットの普及とともに登場し、迷惑メールの影響で一時はダメージを受けたものの、ふたたび本格的な盛り上がりを見せはじめた。携帯メールでのプロモーションメールや割引クーポンの配信、携帯インターネットを通じた懸賞・キャンペーン応募など形態はさまざまだ。レンタルビデオ店やチェーンの居酒屋で携帯画面のクーポンを水戸黄門の印籠のように見せる光景はすでに見慣れたものとなり、最近は携帯電話をポイントカード代わりに利用する例も登場している。
ちなみに、ケータイプロモーションは広義の携帯電話を利用したマーケティング活動(“ケータイマーケティング”)の一部をなすものであり、その位置付けは下の図のようになる。

図1 ケータイプロモーションの位置付け

位置付け



ケータイプロモーションの盛り上がりの背景には、いくつかの要因があるが、まず最初に挙げられるのは携帯インターネットの普及である。インターネット接続機能付き携帯電話の契約台数は、すでに日本の総人口の半分に相当する数(2003年7月現在6,517万台)に達し、パソコンによるインターネット利用者(2002年で5,722万人)を凌駕している。プロモーション媒体としての携帯インターネットは、十分なリーチを確保したといえる。

加えて、一人一台を持ち歩き、いつでもどこでも利用可能という特性が、携帯電話をほかの媒体にはない即時性と行動喚起力を備えたプロモーション媒体にしている。プロモーションメールは届いたその場で見られる可能性が高いので、当日の天気次第で「今日だけ雨天半額キャンペーン」のようなメッセージを送ることが可能だ。また、外出時の空き時間やひまつぶしの利用の多さが示すように娯楽的要素が強く、メッセージがクリックや応募などの行動に結びつきやすい。さらには、駅や街角のポスター、テレビコマーシャルなどを見て関心を持ったらすぐその場でアクセスできるため、ほかのプロモーション媒体を補完する役割も果たす。こうしたメリットが、次第にプロモーション実施企業に認められつつあるようだ。

ただし、長所ばかりではなく短所もある。その最たるものが通信料金であり、パケット代がかかることを理由に、企業からのプロモーションメール受信や携帯インターネットでの懸賞応募を避けるユーザーも少なくない。また、慣れないと入力しづらく、操作が面倒というネックもある。

過去半年間のケータイプロモーション経験率*は、携帯メールとパソコンのインターネットの両方を利用する人の約4割(40.5%)となった。これらの経験者も、いつでもどこでもその場で利用できる手軽さや便利さ、楽しさを評価する一方で、通信料金には不満を持っている。ケータイプロモーションの参加人口を増やしていくには、ユーザーに通信料金以上の価値のある参加メリット(割引や魅力的な賞品など)を提供するプロモーション内容にする必要があるだろう。

図2 ケータイプロモーション経験者の比率

経験者の比率

* 携帯電話による懸賞・キャンペーン応募、クーポン利用、プロモーションメール受信のいずれかを経験した人の率(2003年6月調査)。
【2003年9月作成】

【関連情報】

  ・調査レポート『電子メールマーケティング2003』

  ・調査レポート『ケータイプロモーションの最新動向』


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