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Japan

インターネット広告市場


1.日本のインターネット広告市場

日本のインターネット広告市場については、電通が96年から年次で発表している。電通では、インターネット広告費を、「国内情報提供者(広告サイト)が国内に向けて情報を提供しているインターネット・サイト上の広告の掲載費および制作費」と定義づけし、各広告媒体サイトから調査回収する四半期の実績値をもとに年間のインターネット広告費を推計している。

2000年の発表資料によると、99年における日本のインターネット広告費は241億円(対前年比211.6%)であった。同じく電通が発表した日本の総広告費は5兆6996億円であり、インターネット広告費の占める割合はまだ約0.4%にすぎない。しかし、テレビ、新聞、雑誌、ラジオのマスコミ4媒体のいずれもが2年連続でマイナス成長となるなか、インターネット広告の伸びだけが際立っている。

この成長は今後も続き、2001年に978億円(対前年比165.8%)、2004年には現在2071億円のラジオ広告を追い越すとの予測もある。インターネットは、テレビ、新聞、雑誌、ラジオに次ぐ「第5の広告媒体」として認知されはじめたといえる

日本のインターネット広告市場と占有比率



2.米国のインターネット広告市場

米国のインターネット広告市場に関する代表的なデータとしては、米インターネット広告協議会Internet Advertising Bureau(IAB)のレポートがある。このレポートでは、インターネット広告掲載企業200社以上、約1,500サイトの広告収入(実績ベース)をもとに、インターネット広告収入総額を四半期ごとに発表している。

IABによると、99年の米国にインターネット広告市場は46.6億ドル(約5000億円)で、広告市場全体の2.1%を占めるまでになった。国民の半数以上がインターネットを利用しているといった背景もあり、アメリカのインターネット広告市場は日本の約20倍となっている。



さすがにこれまでほどの成長スピードはないが、それでも2000年には77.4億ドル、2001年には124.9億ドル、2002年には183.5億ドルと、ラジト、イエローページ、雑誌を抜き去る規模になると予測されている。

2000年第3四半期(7-9月)は、対前年同期比63.2%増の19.86億ドル(約2000億円)を記録したが、第2四半期(4-6月)と比較すると初めて減少(-6.5%)した。ドットコム企業の広告出稿減少などが理由の一時的なもので、長期的には、クリック・アンド・モルタルと呼ばれる伝統的企業の広告出稿増加で、今後もインターネット広告市場は拡大すると見られている。



参考資料一覧

  • 平成12年(2000)日本の広告費
    • 発表機関/(株)電通
    • http://www.dentsu.co.jp/news/release/2001/0104-0215.html
  • Internet Ad Revenue Report
    • 発表機関/Internet Advertising Bureau
    • http://www.iab.net/

(2001年6月更新)


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