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インターネットユーザーの現状


5.インターネットショッピング



ショッピング経験者は6割へ

インターネットでショッピングを経験したことのある人の割合は、徐々に増えつづけており、その比率は99年3月には6割にまで達しています。これは、過去に「今後してみたい」と考えていた人々が、実行に移した結果といえるでしょう。

経験ありの人と利用意向のある人を合わせてユーザーの8割が、消費者向けECビジネスの潜在顧客ということができます。

一方、この半年間のショッピング回数は、1~2回が半数を占めるものの、3回以上の人も3割存在しており、人によってはかなり活発に利用しているといえます。




購入経験の多いソフトウェア、図書・雑誌。今後利用したいのは、興行チケット、ホテル・旅行。

ユーザーがインターネットで購入したことのある品目は、ソフトウェア(パッケージ)、図書・雑誌が相変わらず多く、依然として、実際に目で見なくても購入しやすい「情報商品」がメインといえます。

特に、99年3月には、ネット直販パソコンの購入が大きく伸びて3割に達したのが目を引くほか、食料品、デジタルデータ(画像、情報、ソフトウェアなど)、ホテル・旅行予約も、次第に購入率が増えています。

今後、ユーザーが購入してみたいと考える品目の上位は、購入経験も多い図書・雑誌(59.5%)、パソコン(47.7%)、ソフトウェア(46.6%)などですが、一方、これまでの購入経験と今後の購入意向の差が大きい品目は、興行チケット(購入経験あり7.0%→購入したい40.9%)、ホテル・旅行予約(22.0%→51.7%)、CD・ビデオソフト(14.2%→33.0%)などで、これらの品目を扱うオンラインショップの出現や、対応の強化が期待されているといえるでしょう。


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