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インターネットユーザーの現状


3.アクセスの傾向

続いて、利用ユーザーがどのような環境で、どれくらいインターネットを使っているか等、アクセスの傾向についてご紹介します。



利用目的:趣味・娯楽目的でのアクセスが主流

インターネットの利用目的を「仕事・勉強」「趣味・娯楽」に分けると、「趣味・娯楽」のために利用するユーザーは全体の約7割におよびます。特に、女性においては、その比率は85.4%と高まる傾向にあり、一般的に「インターネット=趣味・娯楽のメディア」という意識が定着したと思われます。




利用場所:家庭での利用がメイン。複数場所からのアクセスも6割

ユーザーが最もよくインターネットにアクセスする場所は「家庭」で、全体の65.3%にのぼります。メインのアクセス場所ではなくても、家庭からもアクセスするという人を含めると、全体の90.2%に達することになり、家庭からアクセスするパターンが圧倒的に多いことを示しています。

なお、実際には、複数場所からアクセスする人も多く(全体の60.1%)、なかでも、家庭と職場の両方からアクセスする人(47.9%)は、職場からアクセスしている人(56.8%)の84%を占めます。




アクセス時間:趣味・娯楽目的の人ほどアクセス時間は長い

インターネットへのアクセス時間は特に偏ることなく、人によってまちまちというのが実態です。

しかし、利用目的別に見てみると、仕事・勉強目的でのアクセス時間は、4割以上が週3時間未満と短い傾向にあるのに対し、趣味・娯楽目的の人は比較的アクセス時間が長い人が多くなっています。

例えば、週10時間以上アクセスする人をヘビー・ユーザーと見た場合、趣味・娯楽目的のヘビー・ユーザーは31.6%、仕事・勉強目的のヘビー・ユーザーは16.3%と、趣味・娯楽目的の人ほど利用時間が長いという傾向が見られるようです。




利用頻度:7割以上が毎日アクセス

インターネットの利用頻度は、7割以上の人が「毎日アクセスする」と答えており、全般的に利用の頻度は高いといえます。
利用場所別にみると、家庭からよくアクセスする人より職場からアクセスする人のほうが頻度は高い傾向にあり、職場で利用する人の79.5%が「1日数回」(家庭でよく利用する人では45.0%)アクセスすると答えています。


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