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Japan

インターネットユーザーの現状


2.インターネットユーザーの属性

第2章では、「第4回FRIインターネットユーザー調査」をもとに、日本のインターネットユーザーの特徴についてご紹介します。



男性会社員が中心だったインターネット・ユーザー像は、ここ数年の間に、徐々にではありますが、あらゆる層へとひろがりをみせています。その属性の変化については、「第4回FRIインターネットユーザー調査」の結果から次のような点が明らかになっています。

性別:女性の成長継続。3分の1を超える

「FRIインターネットユーザー調査」では、過去4回の調査を通じて、特に、女性ユーザーの継続的な成長をとらえてきました。

グラフをみても明らかなように、女性比率は1年半前(97年9月)の22.4%から、99年3月には、12.5ポイント増の34.9%にまで達し、全体の3分の1を超えるほどになっています。

また、女性ユーザーの職業では、会社員(9.7%→13.9%)、学生(2.4%→4.1%)、専業主婦(5.9%→8.5%)などが増加しています(データは男女全体に占める比率)。




年齢層:依然20−30歳代が中心

あらゆる層に徐々に広がりつつあるとはいえ、実際の人口分布と比べると、インターネットユーザーにはまだまだ偏りがあるのが実態です。


グラフは、総務庁「人口推計 97年版」の日本の人口構成と、インターネットユーザーを年代分布で比較したものですが、実際の人口構成と比べ、インターネットユーザーでは高齢者と若年層(0~19歳)が極端に少なく、依然として20~30代に極端に医療が集中しているのが明らかとなっています。

ちなみに、インターネットユーザーの平均年齢は32.4歳。性別では男性は30歳代、女性は20歳代が最も多くなっています。




職業:会社員が徐々に減少

職業別では、やはり依然として会社員が56.0%と主流を占めていますが、その比率は1年半前の64.9%と比べ、わずかながらも減る傾向にあります。




居住地域:地域関東偏重もわずかずつ解消

居住地域でも、主流の関東地方が徐々に減る傾向(57.0%→49.6%)にあり、近畿地方(16.9%→19.5%)をはじめとして、その他の地域にも広がりつつある傾向が見られます。


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