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海外金融業界動向「基幹系システムのアウトソーシング」

2006年5月8日(月曜日)

わが国金融業界では、今や基幹系システムのアウトソーシングは単に情報システム部門だけの業務課題ではなく、経営戦略を策定する上でも重要な課題となっています。かつては第一次オンラインからおおそ10年サイクルでスクラップ・アンド・ビルドされてきた基幹系システムも、長年の機能追加や修正によって構造的に複雑化してしまい、メンテナンス効率がますます低下しています。その結果、今日求められている「総合金融サービス化」や「商品・サービスの迅速な開発と提供」といった経営課題を解決するに当たって障壁となっています。

今回は、近年、わが国と同様に基幹系システムをいかに更改するかという課題に直面している欧米金融業界で、基幹系システムのアウトソーシングに対してどのように取り組んでいるか、その動向についてご紹介したいと思います。

基幹系システムのアウトソーシング [206 KB]


田村 雅靖(たむら まさやす)
金融コンサルティング事業部 プリンシパルコンサルタント
1979年富士通(株)入社。1986年(株)富士通総研へ出向。銀行、証券、保険及びノンバンク(クレジット・信販、リース)など広義の金融業界の顧客向けに「経営管理」や「マーケティング」などのアプリケーション企画、ソリューション企画等を中心としたビジョン策定型、問題解決型コンサルタントとして活動、現在に至る。
中小企業診断士、システム監査技術者、特種情報処理技術者、富士通コンサルタント認定資格:シニアマネジングコンサルタント(経営)