GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. コラム >
  3. コンサルティングNEWS >
  4. クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティング

経済研究所 主任研究員 湯川 抗

2009年7月21日(火曜日)

「クラウドコンピューティング」は、近年のIT業界の流行り言葉とも捉えることができ、様々な場面で用いられているものの、はっきりした定義がなされているわけではありません。

一般には、「ユーザーが様々なITリソースをインターネット経由で社外から調達し、サービスとして利用するコンピューティング形態」と考えておいてよいでしょう。利用者側からみると、クラウドコンピューティングとは、これまでであれば社内で管理・保有していたハードウエアやソフトウエアといったITリソースを社外に置いてサービスとして調達することを指しています。この考え方は、オンプレミス(on premise:自社で運用するシステム。主に自前のシステムや、自社内だけに導入するシステムなどを指す)の対義語としての意味を包含しています。

ユーティリティコンピューティングを始めとする、過去に語られてきた未来のコンピュータの利用形態が、ブロードバンドインフラの普及や、様々な技術革新などによって可能になりつつあることが、近年のクラウドコンピューティングという言葉への注目に繋がっています。

例えば、インターネット上のコンピューティングリソースを結びつけ、1つの複合したコンピュータシステムとしてサービスを提供するグリッドコンピューティングの技術、コンピュータシステムを構成する資源を、物理的構成に拠らず柔軟に分割・統合する仮想化の技術、及び大規模システムを「サービス」の集まりとして構築するSOA(Service Oriented Architecture)の発想と、これらに関連する技術、あるいはこうした技術革新を基にしたビジネスモデルの進化がクラウドコンピューティングというITリソース利用形態の進化を支えています。

関連サービス

【調査・研究】

富士通総研には産業系シンクタンクとしての長年に渡る調査・研究・分析の実績があります。さらに、コンサルティング・サービスを通して培ったノウハウで「お客さまの現場で役立つリサーチ・サービス」を実現してきました。