GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. コラム >
  3. コンサルティングNEWS >
  4. システム構築におけるパッケージ・ベンダー選定のポイント

システム構築におけるパッケージ・ベンダー選定のポイント

マネジングコンサルタント 天道 晴也

2009年7月14日(火曜日)

昨今、各社基幹システムにおいては、ソフト・ハードの老朽化、事業環境変化への対応要請、経営状況のスピーディな把握、運用コストの削減等の要求から、再構築の検討が急務となってきています。しかし、いざとなると基幹システム構築においては、何から検討を始め、どうやって進めて行けば良いのか分からず、お困りのことはないでしょうか。

本稿では、基幹システム構築を行う上での重要な要素であるパッケージ・ベンダー選定について、お客様の立場になってご支援を実施した事例とそのポイントをご紹介致します。

A社様の基幹システムは、導入から十数年経過しており、ディスク容量の圧迫やOSのバージョンが古い状態など、ライフサイクルの視点から見直す時期を迎えていました。

また、経営的な視点から、国内・海外を含んだ情報の迅速な把握、経費削減・抑制のための取り組みが求められていました。しかし、基幹システム構築を進めるにあたり、次のような問題を抱えておられました。

  • システム構築全般(企画構想策定から保守・運用まで)に亘ったスキル/ノウハウの不足
  • 既存システムを構築したのが十数年前であり、パッケージ等を選定した経験が社内にない
  • 既存システムが個別最適優先で構築されたため、新規システム構築時に必要となる判断基準(全体最適基準、全社合意方法、意思決定基準)が整備されていない

特に、これらをカバーするためのパッケージ・ベンダー選定が、喫緊の課題となっておりました。

そこで富士通総研では、これまでに手掛けた数多くのコンサルティング実績を基に第三者的視点でパッケージ・ベンダー選定に関する管理・運用ルールを明確に致しました。

具体的には、パッケージ・ベンダー選定ルールとして評価指標を体系化・チェックシート化し、基幹システム開発における各ステップの管理が実施できるだけでなく、経営者等が客観的な情報に基づいて意思決定ができるような可視化を行いました

例えば、以下の4点がポイントとして挙げられます。

  1. A社様が作成した提案依頼(RFP(*))に対する要求達成度の見える化
  2. 一時的な初期投資額だけでなく、保守・運用費用も考慮したライフサイクルコストでの評価基準の整備
  3. 企画から保守・運用までを網羅したトータル・サポートの必要要件明確化
  4. システム構築における進捗管理や業務要件の充足、システムレビューなどプロジェクト管理要件の具体化

また、今回整備したパッケージ・ベンダー選定ルールに従って選定を行った結果、一部見直しが必要な点はあるものの、A社様からは社内関係部門やパッケージ・ベンダーに関する責任の所在が明確になり、全体最適基準のシステム開発に向けた取り組みをスタートすることが出来る目処がついたとの評価を頂いております。

以上、富士通総研では、システム構築における企画構想策定のご支援だけでなく、RFP(提案依頼書)の作成、パッケージ・ベンダー選定等についてのご支援も実施しております。今回ご紹介させていただいたような案件がありましたら、是非ご相談いただきますよう、お願い致します。

注釈

* RFP : Request For Proposal

関連サービス

【業務改善(プロセス・イノベーション)】

富士通総研の業務改善コンサルティングは企業活動を支えているプロセスの整合性に着目し、プロセスの改革を目指します。基幹プロセスはもとより、経営管理やガバナンス、組織や人材育成なども改革テーマとして支援いたします。