Skip to main content

English

Japan

strategic-design

共創コミュニティ開発型ハッカソン/アイデアソンの意義と作り方(2)

共創コミュニティ開発型ハッカソン/アイデアソンの意義と作り方

共創コミュニティ開発型ハッカソン/アイデアソンの作り方(続き)

(2)プログラムのデザイン
開催のコンセプトが固まったら、開催日当日のプログラムの内容を決めていきます。富士通総研では、主に4つの観点で検討します。

●キーノート、インプット内容
良質なインプットが、参加者がテーマに対する理解を深め、考える視点を獲得し、発想を広げるきっかけを与えます。キーノート(基調講演)はテーマオーナー自身が行うこともあります。また、その道のトップランナーなどに選定・依頼をします。
同じテーマであっても異なる視点で取り組んでいる人に声をかけ、自らの体験を交えながら語ってもらいます。

●ワークの設計
テーマや参加者に応じて、どのようなワークを通じてアイデアを出し、形作っていくかを決めます。富士通総研が関わる場合、すでに紹介した流れが基本形です。共創コミュニティ開発という点では、アイデアソンパートにおいて様々な人々と対話するワークを意識的に実施しています。また、目的・テーマや参加者に応じてワークや手法を新たに盛り込んでいます。独自に開発したアイデアカメラ®もその1つです。

●提供技術・必要な備品の準備
ハッカソンの時に扱う技術やAPI(Application Programming Interface)、使用する備品(ホワイトボード、紙、ペン、付箋紙、バインダーなど)を準備します。
提供技術やAPIはエンジニア自身が興味を持て、ハッカソン期間中に比較的容易に扱えるものを準備します。

●フィードバックやメンタリングの仕掛け
テーマオーナーや主催者、テーマに関する専門家や先駆者、技術面のメンターを入れることで、短期間でアウトプットの質を向上させることだけでなく、主催者側と参加者同士の継続的なつながりを作るきっかけにもなります。また、参加者の交流を促す点ではネットワーキング会の実施も検討します。

(3)アートデザイン
ハッカソンを盛り上げるためのアートデザインを行います。
すべてが必須というわけではありませんが、ちょっとした気配りや準備が創造的な場を生み出すことにつながります。ここでは4つ紹介します。

●キーグラフィック、プロジェクトメッセージ、スライドマスター
キーグラフィックやプロジェクトメッセージ、スライドマスター(スライドの統一フォーマット)を作っておくと、テーマのメッセージ性が高まり、参加者の参画意識の向上やテーマへの共感にもつながります。例えば、大分大学と実施したアイデアソンでは、「探しに行こう。新しい源泉」というメッセージを設定しました。

【図】大分大学とのアイデアソンのキーグラフィックとメッセージ
【図】大分大学とのアイデアソンのキーグラフィックとメッセージ

これには、多様な人々と共に、まだまだ発見されていない大分の魅力や課題を探し、大分、そして社会を良くしていこうという思いが込められています。キーグラフィックは、共創によって地中から新しい源泉が吹き出す様子を表しています。

●ノベルティ
最も多いやり方はステッカーを作成するケースです。
キーグラフィックやキャラクターをプリントしたものを準備し、参加者に配布します。スタッフが着用するために作ったTシャツを配布することもあります。

【写真】ノベルティの例
【写真】ノベルティの例

●演出、会場装飾
会場に入った瞬間にいつもと違う雰囲気を感じて気分が盛り上がるような、ワクワクする物理的な空間作りが、参加者へのもてなしや創造性の刺激につながります。
装飾を専門業者に依頼する方法もありますが、主催者自らの手で装飾することも重要です。風船やボンボンを作り、壁に貼っていくだけでも雰囲気は大きく変わります。

【写真】会場装飾の例
【写真】会場装飾の例

(4)プロモーションデザイン
参加者を募ることはもちろんですが、イベント前後に多くの方に関心を持ってもらい、輪に入りたいと感じてもらえるようなプロモーションを行うことが大切です。
例えば集客の場合、イベント専用WEBの開設、関係者の公式ホームページ上での告知、ポスター・フライヤーの製作、SNSページでの拡散などが挙げられます。

【写真】チラシの例
【写真】チラシの例

現在、専用WEBの開設は、無料のWEB作成ツールで簡単にデザインすることができるようになっていますし、SNSページの開設も簡単に行うことができます。ここで告知や集客を実施します。もちろん、直接声をかけていく口コミも大切なプロモーション方法です。

また、新聞社やテレビ局などのメディアに取材依頼を行うこともあります。

富士通総研が企画・運営に関わるハッカソン/アイデアソンは、4つのステップを踏まえて、既存のやり方を踏襲するだけでなく、いかにその場の創造性やダイナミズムを生み出すかを重視しています。目指しているのは、まさに予定“不”調和とも言えるもので、意図的に“意図しない結果”を生み出すことを重視しています。次の「富士通総研がお客様やパートナーと共に開催したハッカソン/アイデアソン事例」では、このような考え方のもとで開催した実例をみていきます。

コンサルティングのご相談・ご依頼はこちら

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お客様総合窓口

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。