低濃度PCB分析・無害化処理サポート

PCB含有製品の処理を
分析から廃棄に至るまで、一括して対応致します。

※PCB:ポリ塩化ビフェニル

低濃度PCB分析・無害化処理サポート

PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、トランスやコンデンサ中の絶縁油などとして含まれ、含有廃棄物の管理や廃棄については法律で厳しく定められています。

富士通クオリティ・ラボ・環境センターでは、お客様が保管されているPCB含有製品の分析サービスを実施しております。
分析結果に応じて、収集から無害化・廃棄処理に至るまで、トータルにサポート致します。

サンプルの出張採取や特急対応など、お客様の多様なご要望にお応えしています。

こんなお悩みありませんか?

  • PCB含有廃棄物をどのように処分したらよいかわからない。
  • どの業者に相談したらよいかわからない。
  • 行政からの指摘があり、早急にPCB含有廃棄物を処理したい。
  • 手元にある廃棄物のPCB濃度が、基準値以下かどうかが心配。

富士通クオリティ・ラボ・環境センターの分析が選ばれる3つの理由 (QCD)

PCB含有製品の廃棄には、適切な行政手続き・処分業者が要求する分析結果を用意しなければなりません。
当社は、必要な行政手続、分析内容やを熟知しているほか、特急対応も可能です。

 

  • Quality
    分析~処理に至るノウハウ!
    PCBの知識をお持ちでないお客様にも、成分分析の明瞭な結果報告は勿論、結果判明後の行政手続き、処分業者選定まで、丁寧にサポート!
  • Cost
    手戻り/追加料金とは無縁!
    当社は、行政手続きのノウハウ、各処分業者の受け入れ基準に合致した分析内容を熟知、差し戻しによる追加分析/料金の発生リスク無し!
  • Delivery
    他社に抜き出た短納期分析!
    通常、3週間程度を要する受託から分析結果のご報告までを、1~2週間程度で対応ご対応。 ご要望に応じ、さらに特急での対応も承ります!

PCB含有製品廃棄?

  • PCBは、廃棄物そのものに含有されているのみならず、PCB含有製品からの漏液により二次的な汚染が発生するリスクもあります。
  • 2001年に施行された「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB特措法)」により、 PCB含有廃棄物は2027年3月31日までに完全に廃棄処理されなければなりません。
  • 期限までに適切な廃棄手続きがなされなかった場合、罰金や懲役刑が課せられる場合もあります。

サービスの内容

コンデンサ/トランス絶縁油などの液体のみならず、プラスチック、金属、紙など固体のPCB含有有無分析も可能です。
運搬・処分については、廃棄物処理のエキスパートである低濃度PCB無害化の大臣認定を取得している 株式会社太洋サービス様※と連携し、適正な運搬・処分をご提案しております。

お客様と収集運搬、処分事業者の二者間委託契約や行政手続きのコーディネートをはじめ、 PCBに関する知識を全くお持ちでないお客様にも、当社のエキスパートがわかりやすく懇切丁寧にサポートいたします。

※静岡県浜松市で操業している産業廃棄物処理会社。当社ビジネスパートナーとして業務提携。

PCB分析方法一覧

様々な分析方法に対応しております。

種別分析方法
廃油(絶縁油)「絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル(第3版)」
  • 2.1.1 高濃度硫酸処理/シリカゲルカラム分画/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法
  • 2.1.2 加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/キャピラリーガスクロマトグラフ/電子捕獲型検出器(GC/ECD)法
  • 2.4.1 加熱多層シリカゲルカラム/アルミナカラム/ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析計(GC/QMS)法
その他「特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法」 
  • 平成4年厚生省告示192号別表第三の第二(拭き取り試験法)
  • 平成4年厚生省告示192号別表第三の第三(部材採取試験法)
「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」
  • 昭和48年環境庁告示第13号(溶出試験)
「土壌の汚染に係る環境基準について」
  • 平成15年環境庁告示第18号(溶出試験)
「排水基準を定める省令の規定に基づく環境大臣が定める排水基準に係る検定方法」
  • 昭和49年環境庁告示第64号
「水質汚濁に係る環境基準について」
  • 昭和46年環境庁告示第59号付表3
「低濃度PCB含有廃棄物に関する測定方法(第3版)」
  1. 紙くず、木くず、繊維くず、廃プラスチック類 (合成樹脂くず、合成ゴムくず等)(含有量試験)
  2. 廃活性炭(含有量試験)
  3. 汚泥(含有量試験)
  4. 廃プラスチック類(表面拭き取り試験)
  5. 金属くず(表面拭き取り試験)
  6. 金属くず(表面抽出試験)
  7. コンクリートくず(表面抽出試験)
  8. 塗膜くず(含有量試験)
  9. 廃感圧紙(含有量試験)
  10. 廃シーリング材(含有量試験)
「作業環境測定ガイドブック3 3009 塩素化ビフェニル(PCB)」
  • 9.2 個体捕集法-ガスクロマトグラフ分析法

お問い合わせから処分まで

  1. お見積り無料(一部有料)。ご依頼後、即日採取セットを送付致します。お客様で採取を行っていただき、採取した絶縁油は当社へご送付ください。また、ご希望により当社の技術者による、現地での採取にも対応致します。
  2. 当社では、拭き取り試験法、部材採取試験法など多種類にわたるPCBの分析に対応しております。各処分業者の受け入れ基準に合致した分析が可能ですので、ご安心ください。

    PCB分析方法一覧
  3. 分析結果から、最適な収集運搬業者や、処分業者を選定します。
    ※廃棄物の種類や大きさ、PCB含有量などによって、対応可能業者が異なります。
  4. お客様と収集運搬業者/処分業者間の委託契約も、当社エキスパートがサポート致します。
  5. 煩雑になりがちな行政への届け出資料作成もお手伝い致します。

お問い合わせから処分までお問い合わせから処分まで

我々にご相談ください

多数のPCB廃棄物処分のご相談を受けてきました。PCB廃棄物を処分するには保管状況・PCB濃度、搬出経路・運搬業者・処分業者・担当行政等多岐にわたる確認・手続きや調整が必要です。「PCB廃棄物の安全・迅速で適正な処分」を目指して状況に応じた対処方法をご提案いたします。

疋田 功(ひきだ いさお)
事業所の環境測定・環境アセスメント業務を経てPCB廃棄物処分委託業務に従事。PCB廃棄物の収集運搬業作業従事者資格取得し廃棄物処分全般のコーディネートを担当。

疋田 功(ひきだ いさお)

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