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STAMP/STPAセミナー

航空宇宙分野で有効性が実証されたリスク分析手法

私たちが開発・運用するシステムは、コンピューターとネットワーク機能を持って、高度なソフトウェアによって制御されていますが、近年、これがますます複雑化・知能化しつつあります。

このようなソフトウェア集約型の複雑なシステムのリスク解析を、従来法と同じ考え方だけで行うことには無理があります。
既存の解析手法では、「人と高度ソフトウェアを含み、しかも、互いにネットワークを介してつながるこれからの複雑システム」に対応できていないのが現状です。

STAMP/STPA※は、こうした社会的潮流を背景に誕生した「相互作用する機能単位でハザード要因を考える」という新しい安全性解析手法です。

当社では、過去の教訓や経験豊富なSEによるリスクマネジメントが主だったシステム/サービス開発へのSTAMP/STPA適用に取り組んでいます。
本セミナーでは、STAMP/STPAの全体像と共に、事例を使った具体的な分析手順を解説します。

 

セミナーで学べること

トラブル予防としてのリスク分析の有効性及びリスク分析についての理解を深め、具体的なリスク分析の実施方法と、投入可能な人員及び予算の範囲で出来るだけ効果的にリスク分析を行う方法を学ぶことができます。

  • 効率的な基礎学習

    効率的・短時間で複雑システムの新しい安全解析手法「STAMP/STPA」の考え方を学習できます。

  • 豊富な演習事例

    演習を交えながら説明を行いますので、初めての方にも最適です。お客様の事例を用いた演習も可能です。

  • 幅広い適用範囲

    IoTやITサービスに対する安全性分析にも親和性が高く、適用手法などを理解することができます。

  • こんな方におすすめ

    • システムレベルのリスク分析を行う、SE、開発者の方
    • IoT、DXなど新たな領域に参入する企業、開発ベンダー
    • STAMP/STPAをこれから業務に活用したい組織
    • 自社製品・サービスの品質改善活動をご担当の方
    • STAMP/STPAに興味のある方
  • ワークショップの開催も可能です

    • STAMP/STPAについての有効性と分析についての理解を深めたい場合は、ワークショップ(全5回)もご検討ください。
      貴社向けに事例などをカスタマイズして、より実務に即したトレーニングを行うことができます。

※STAMP/STPAとは

複雑化したシステムの安全性分析に対応するために、2012年に提唱された新しい分析手法です。
すでに、欧米ではプラントや宇宙航空分野などで有効性が実証され、幅広い分野で活用が進展しています。

  • STAMP(System-Theoretic Accident Model and Process)
    マサチューセッツ工科大学のLeveson教授が提唱しているシステム理論に基づいた事故モデル。
    システムを構成する一つ一つの要素ではなく、システム全体の制御のやり取りに着目してモデル化することが特徴。
  • STPA(STAMP based Process Analysis)
    STAMPを基にした安全解析手法。
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