GTM-MML4VXJ
Skip to main content

富士通クオリティ・ラボ

English

Japan

  1. ホーム >
  2. 製品・サービス >
  3. エコチェッカの腐食度合いの定量分析サービス

エコチェッカの腐食度合いの定量分析サービス

腐食環境診断/対策」に戻る

腐食性ガスの金属に対する腐食の度合いを正確に知るためには、実際の金属で腐食を評価することが大切です。当社は、1994年にエコチェッカを商品化して以来、実際の金属の腐食に着目した環境診断を行っています。

エコチェッカ IIのご利用にあたって、より定量的な腐食診断をご要望の際は、以下に示す蛍光X線分析やカソード還元分析を別途料金で承ります。

定量分析サービスは当社で直接承ります。


【お知らせ】「エコチェッカII」及び関連サービスの価格改定について (96 KB/A4, 1 page)



サービスの御見積、ご依頼や技術的なお問い合わせはこちらからご連絡ください。

蛍光X線分析サービス

エコチェッカを大気中に曝露すると、各金属クーポンは大気中の腐食性ガスと反応し、酸化物、硫化物、塩化物などの腐食物(さび)を生じます。その腐食物の成分であるCl,S,Oの3元素を蛍光X線で分析し、腐食量を元素の検出カウント数として定量します。

xrfmethod.jpg

このカウント数を、腐食診断に利用可能な値である腐食性ガス濃度と腐食速度に換算してご報告します。

腐食性ガスの目安濃度換算

蛍光X線分析によるCl,S,Oの3元素の定量結果を、当社の合成腐食環境試験及びフィールド試験で得られた腐食性ガス濃度と蛍光X線定量結果との関係にあてはめ、硫化水素ガス、亜硫酸ガス、塩素ガスの3種類のガスの濃度に換算します。この換算結果を、「目安濃度」としてご報告いたします。 (実際のガスの濃度の絶対値ではありません)

銀の硫化腐食速度換算

ISO11844-1やANSI/ISA-71.04-2013などの国際規格・海外規格では、腐食環境の診断基準として腐食速度を用いています。 電機・電子機器の腐食トラブルの原因として実際に問題となることが多い腐食性ガスは硫化水素であることから、銀の硫化に着目して蛍光X線カウント数を腐食速度に換算してご報告します。

xrfvscathode.jpg

硫化水素を含む合成環境中で銀を腐食したときの銀表面の蛍光X線分析カウント数と カソード還元分析による硫化銀の厚さの関係は、図中◆のように極めて良好な対応が見られます。この関係は、実際のフィールドで腐食した銀の硫化とよい一致を見せることから(図中×)、蛍光X線分析によって腐食厚さを求め、暴露期間を基に腐食速度に換算いたします。 この腐食速度をANSI/ISA-71.04-2013が示す銀の腐食速度と比較して腐食環境を診断できます。

蛍光X線分析で銀表面に塩素が検出されたときは、硫化銀と塩化銀の厚さを足して腐食速度を診断する必要があります。 塩化銀の厚さ分析には、カソード還元分析をご依頼ください。 また、銅の腐食速度をご希望の場合もカソード還元分析にて対応いたします。

蛍光X線分析結果の報告書が変わります

ecoreport.jpg

報告書例 (131 KB/A4, 1 page)

カソード還元分析による銀、銅の腐食厚さ定量

エコチェッカに含まれる銅、銀の2つの金属クーポンの腐食生成物を、ISO11844-2に準拠したカソード還元法によって電気化学的に分解し、通電電気量からそれぞれの腐食厚さを定量いたします。

[カソード還元分析前後の銅、銀クーポンの外観変化]

硫化腐食した銅(左2片)、銀クーポン(右2片)硫化腐食した銅(左2片)、銀クーポン(右2片)
カソード還元後の銅クーポンカソード還元後の銅クーポン
カソード還元後の銀クーポンカソード還元後の銀クーポン

銅、銀の硫化に特有の色変化が消失し、カソード還元によって腐食硫化生成物が電気化学的に分解されているのがわかります。

環境調査事例

以下は様々な腐食性ガスを含んだ環境でエコチェッカXRFによる診断を行った結果です。

診断前のエコチェッカXRF 診断前
硫化水素ガスを多く含む環境に置いたエコチェッカXRF 硫化水素ガスを多く含む環境
◎銀と銅が腐食しやすい
亜硫酸ガスを多く含む環境に置いたエコチェッカXRF 亜硫酸ガスを多く含む環境
銅、鉄ニッケル、鉄が腐食しやすい
eco-cl2.jpg 塩素ガスを多く含む環境
◎銅、銀、鉄ニッケル、鉄が腐食しやすい

エコチェッカ II, SUNは当社で直接販売致しております。エコチェッカを含む腐食環境診断に関するお問合せはこちらからご連絡ください。なお、お問合せ、お見積りは無料です。