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800G光ネットワーク用100Gbaud集積コヒーレントレシーバの提供開始

プレスリリース

2021年6月1日
富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社

800G光ネットワーク用100Gbaud集積コヒーレントレシーバの提供開始

当社は、毎秒800ギガビットの光ネットワークに対応する100GBaud集積コヒーレントレシーバのサンプル提供を開始いたしました。
本製品は、90度ハイブリッド、バランスド・レシーバ、偏光分離機能、VOA機能を、マイクロアセンブリ技術を駆使し、小型の単一パッケージに集積サイズを実現しました。
今後は、次世代の光ネットワーク社会の発展に貢献するため、130Gbaud超の光通信システム用の製品開発も検討しております。

32G baud LN【100GBaud 集積コヒーレントレシーバ】

近年、動画コンテンツサービスの充実やwork styleの変化によりテレワークやオンライン会議の利用が増加し、IPトラフィックの継続伸長を支えるネットワークの大容量化が進んでいます。
当社は、従来からコヒーレント通信市場に向けて、最先端の光送信器、光受信器を世界に先駆けて製品化し、コヒーレント通信市場をリードしてきました。送信器においては、今年、コヒーレントLN変調器の販売台数が100万台を突破し、世界トップシェアを維持しております(*1)。この度、高帯域化のニーズに応えるため、単一波長で800Gbps超の光ネットワークに対応する100GBaud集積コヒーレントレシーバの開発に成功し、サンプル供給を開始し、2021年の製品化をターゲットとしています。

  • フレキシブルな変調方式に対応した伝送容量と距離の最適化をサポート
  • 100GBaudの集積コヒーレントレシーバは、従来の32Gbaudの集積コヒーレントレシーバより対応するシンボルレートが3倍に高くなります。このことにより、32Gbaud から100GBaudまでのQPSK、xQAM変調方式にフレキシブルに対応し、光ネットワークの伝送距離と容量の最適化を可能とします。

  • OIF準拠の形状、インターフェース、特性