<400G QSFP56-DD ZRトランシーバ>
<400G OSFP ZRトランシーバ>
IoT, AI(Big Data), ストリーミングコンテンツによるクラウドサービス増大を背景に、光ネットワークの大容量化ニーズは継続拡大しています。一方、インターネット コンテンツ プロバイダーなどが、都市周辺の離れた場所にある複数のデータセンターをシームレスに相互接続し、大規模なクラウドデータセンター ネットワークを構築するハイパースケール データセンターが台頭し、データセンター間を結ぶデータセンター インターコネクト(DCI)の大容量化、低コスト化への要求が急速に高まっており、これらの要求に対応するため、標準化団体であるOIFにおいては、次世代DCIネットワーク向け400Gトランシーバ 「400ZR」の仕様化が進められています。
この程、当社が開発した400G ZRトランシーバは、OIF Implementation Agreement 400ZRに準拠しており、7nm CMOSプロセスのコヒーレントDSP (Digital Signal Processor)とシリコンフォトニクス集積光デバイス、高密度実装技術により、小型かつ低消費電力なQSFP56-DD/OSFPフォームファクタを実現しました。
これにより、コヒーレンントトランシーバーのスイッチ・ルータへの直接インストールが可能となり、現在実用化されている100/200GのCFP2-DCO (Digital Coherent Optics)、CFP2-ACO (Analog Coherent Optics) などのコヒーレントトランシーバーに比較して、400G DWDM伝送を容易にし、大容量化を実現できます。また、他社製品とのインターオペラビリティ性を確保しています。
尚、本製品は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の成果を(一部)活用しています。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
日付: 2020年2月28日