GTM-MML4VXJ
Skip to main content

English

Japan

  1. ホーム >
  2. ニュース >
  3. プレスリリース >
  4. 100Gb/sデジタルコヒーレント光トランシーバを販売開始

100Gb/sデジタルコヒーレント光トランシーバを販売開始

2011年9月19日

- バックボーンネットワークの高速、大容量化を実現 -

当社は、100Gb/sの長距離、DWDM伝送モジュールの業界標準である OIF(注1) 100GLH-ME仕様(1.0版)に準拠した、デジタルコヒーレント光送受信方式(注2)の100Gb/s 光トランシーバを2012年4月より販売開始します。
本製品を採用することで、バックボーンネットワークの高速、大容量を早期に実現できるとともに、100Gb/s イーサネットを効率的にバックボーンネットワークへ収容することができます。

近年、スマートフォンの急速な普及によるモバイルブロードバンドサービスの拡大、及びクラウドコンピューティング、動画配信などのインターネットサービスの更なる拡大による、通信トラフィックの急激な増加に対応するため、次世代の100ギガビット光ネットワークの実用化に向けた研究開発が盛んになっています。
この中で、ITU-T( 注3)では、100ギガビットイーサネットをバックボーンネットワークで転送するためのOTN(Optical Transport Network)の標準化を進めており、OTU4 の光インタフェース規格が、勧告G.709にて標準化されました。また、それと並行して100Gb/sの長距離、DWDM伝送モジュールの業界標準の検討がOIFで進められています。

今般、当社は以下の技術開発により、100Gb/sの長距離、DWDM伝送モジュールの業界標準である OIF 100GLH-ME仕様(1.0版)に準拠した、デジタルコヒーレント光送受信方式の100Gb/s 光トランシーバの製品化に成功しました。 本製品を採用することで、メトロネットワークを含めたバックボーンネットワークの高速、大容量化を実現できまるとともに、ITU-T G.709 OTU4準拠の100Gb/sイーサネットを効率的にバックボーンネットワークへ収容することができます。

開発した技術

  1. デジタルコヒーレント信号処理技術の開発
    光ファイバ上で発生する波形歪により、高速信号の伝送は距離が著しく制限されており、波形歪を補償すべく分散補償器などを適用してきました。今回、デジタル信号処理の適用により、電気信号処理で波形歪を補償でき、性能の飛躍的向上を実現するとともに、従来適用していた光分散補償器の削除によりシステムコストの削減が可能となりました。尚、デジタル信号処理部については、NTT エレクトロニクス株式会社製100G デジタルコヒーレント信号処理LSI(DSP-LSI)を採用します。このDSP-LSIは、総務省委託研究「超高速光伝送システム技術の研究開発」の成果を活用し製品化されるものです。( 注4
  2. デジタルコヒーレント用光デバイス制御技術の開発
    DP-QPSK( 注5)方式の光変復調デバイスである、LN変調器、光ハイブリッドミキサ内蔵受信フロントエンドを最適制御する技術を開発しました。これにより環境変化に対して高安定なモジュールが実現できました。尚、当社では本製品に使用している光送信部のLN変調器、及び光受信部の集積受信モジュールともに製品化済みです。
  3. 小型回路設計・高密度実装技術の開発
    デジタルコヒーレント技術の適用では従来比約2倍の回路規模を必要とします。これに対し回路規模を削減する回路設計技術、高密度実装技術の適用により、40Gb/s用トランシーバと同一サイズの小型化(127×177×17mm)を実現しました。

販売価格、および出荷時期

販売価格、および出荷時期
製品名 販売価格(税別) 出荷時期
100Gb/s トランシーバ 個別見積り 2012年4月

関連ホームページ

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

(注1) OIF
Optical Internetworking Forumの略。光ネットワーク機器、部品全般に係わる業界標準(IA: Implementation Agreement)の推進を行うフォーラム標準化団体。

(注2) デジタルコヒーレント光送受信方式
光変調方式として、DP-QPSKを適用し、光受信部ではデジタル信号処理により伝送路で発生する波形歪みを補正する方式。従来必要だった光分散補償器やその損失補償用の光増幅器を削減できるため、システムの小型化、低コスト化が可能。

(注3) ITU-T
International Telecommunication Union-Telecommunication sectorの略。国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門で、電信電話に関する国際規格を広く策定する国際機関。

(注4) DSP-LSI
本DSP-LSIは、軟判定復号による高性能な誤り訂正技術を搭載した第二世代のDSP-LSIであり、高い伝送性能を実現します。

(注5) DP-QPSK
Dual Polarization-Quadrature Phase Shift Keyingの略。デジタル信号の位相変調方式のひとつで、P偏光、S偏光のそれぞれについて、変調された4つの光位相(0、90、180、270°)に2ビットのデータを割り当てることのできる方式。

日付: 2011年9月19日

本件に関するお問い合わせ

富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社
営業統括部
マーケティング部
icon-telephone  電話: 044-754-3135(直通)
icon-mail  E-mail: foc-contact-pr@ml.jp.fujitsu.com