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仲多度南部消防組合様

仲多度南部消防組合様 導入事例

四国・香川県の南部に位置する琴平町、まんのう町を管轄エリアとして、日々消防救急活動に当たっている仲多度南部消防組合様。地域に暮らす約3万人の方々と観光に訪れる方々の日々の安全・安心を支えています。

2014年に運用を開始した消防救急デジタル無線システムはFNETSが受託。システム設計・構築、機器設置工事、試験・訓練、システム切り替えまで幅広くサポートしています。

[ 2014年11月11日掲載 ]

課題
  • アナログ周波数の使用期限(2016年5月31日)切れに伴う、デジタル無線システムへの早急な移行
  • デジタル無線システムへの移行に係る費用の大幅な削減
選定理由
  • 公共システムを手がけてきた知見やノウハウがある。
  • システム設計はもとより会議体の運営方法まで含んだ提案。
効果
  • 綿密な調整や丁寧なコミュニケーションにより円滑な移行が実現できた。
  • デジタル無線で音声がクリアになり円滑なやり取りができるようになった。
  • デジタルの特色を生かした機能が増え運用の可能性が広がった。

設計から構築、システムの切り替えまで、丁寧なコミュニケーションを重ねることで、デジタル無線システムの円滑な導入を実現しました。

1. 導入の背景

片山 保様仲多度南部消防組合
消防本部消防長
片山 保様

消防救急無線システムは、情報連絡の要。119番の入電から、出動指令の音声・情報送受信、災害出動時の連絡など、高い即応性が求められる各種活動をつなぐ主要なインフラといえます。

2008年5月、電波法26条に基づく周波数割当計画の改正により、従来のアナログ通信方式からデジタル無線の新システムに更新することが必要となりました。デジタル無線システムへのリプレースには、FNETSがこれまで自治体や官公庁向けのシステムで培ってきたノウハウと、富士通グループを代表してとりまとめてきた実績を評価いただきました。システム更改の指揮をとった消防長の片山様は、FNETSのプロジェクトに取り組む姿勢に対し次のようにおっしゃっています。「限られた予算の中でいくつかの選択肢を示してくれたので、当組合に最適な要件に絞り込むことができました。システムなどハード面の提案はもちろんですが、会議運営方法も提案してくれ、月1回の全体会と、無線系、指令系、情報系の3つの分科会に分かれて議論を進めるスキームにより、全体の進行が非常にスムーズになったと思います。また、FNETSは私たちが気づかない点を指摘してくれてとても助かりました」。

2. 導入の概要

デジタル無線システムは、株式会社富士通ゼネラルが開発した高出力・低消費電力型無線装置などを採用。消防本部庁舎に無線回線制御装置などの主要設備を配置しました。また琴南出張所には基地局無線装置を配置、消防車・救急車には車載型移動局無線装置を計19台設置しました。これにより、デジタル無線特有の機能であるグループセレコール、無線機ID連携、移動局チャネル管理などを活用する可能性も広がりました。

無線回線制御装置無線回線制御装置

基地局無線装置(琴南出張所)基地局無線装置
(琴南出張所)

車載型移動局無線装置を搭載した緊急車両のアンテナ車載型移動局無線装置を搭載した緊急車両のアンテナ

導入工事自体は、完全移行までの間に残るアナログ通信システムを残しつつ、デジタル無線システム機器を搬入する形に。意外にも大変だったのが、消防本部内にある機械室への設置でした。設置スペースが手狭なうえに、県防災無線を受信する装置や当面の間撤去出来ない装置があり、今後の撤去方法を考えると簡単な作業ではありませんでした。

「隣のエレベータ室に機械室を増設するなど、FNETSはさまざまなアイデアを出してくれました。何かを決める場合には一つひとつ相談しながら進めてくれたのが良かったですね。何か懸念事項があればすぐに現場で打ち合わせることができ、全ての作業に納得しながら工事を見守ることができました」と片山様は振り返ります。

結果、スケジュール通り円滑に工事は進み、2014年4月に運用が開始されました。

3. 導入の効果

可搬型無線機可搬型無線機

一番大きなメリットは音声がクリアになったことです。「声が明瞭になりコミュニケーションが取りやすくなりました」。また、可搬型無線機を導入することで、基地局を追加することなく、エリア外でもデジタル無線を使用することができるようになりました。さらに、デジタル化に伴いさまざまな機能が付加されたので、今後活用方法を広げていくこともできます。

その他、傷病情報など個人情報保護を強化でき、無線チャネルの増加による消防救急活動の効率化にもつながっています。また、大規模災害時における通信輻輳(混線)の回避なども実現できる見込みです。

4. 今後の展開

消防救急の現場におけるICT化は日々進んでいます。「今後のより良い提案はもとより、安定した稼働に向けて一緒になって取り組みを進めていきたい」と片山様は語ります。「他の地域での事例などの情報提供などもFNETSには期待しています」。

最後に片山様は、発注者とベンダーとのあるべき関係について語ってくださいました。「良いものを作るためにはお互いの信頼関係が何より大切です。腹を割って話せる関係、そして、お互いの利害がある中で、話し合いを通じて歩み寄る姿勢が大事なのではないでしょうか。」。

FNETSは今後も仲多度南部消防組合様との信頼関係を深めながら、富士通グループとしての連携を強固にし、最適な提案を続けてまいります。

お客様概要

仲多度南部消防組合のマーク仲多度南部消防組合のマーク

お客様名称 仲多度南部消防組合
構成 香川県 仲多度郡 琴平町、まんのう町
面積 202.79㎢
人口 29,540人、11,680世帯(平成26年4月1日現在)
ホームページ http://www.nakatado-fd.jp/

金刀比羅神社の総本宮もある自然豊かなエリア

仲多度南部消防組合様

香川県内に9つある消防組合のうちの一つで、県内の西方南寄りに位置しています。管内面積は202.79㎢。東西約12km、南北23.5kmにエリアが広がっています。管内のほぼ中央を1級河川の土器川が流れ、瀬戸内海に注いでいます。南部山岳地帯はスギやヒノキなどの針葉樹林帯と、クヌギやナラなどの紅葉樹林帯が入り交じっています。中央丘陵地帯はお茶畑や水田、ゴルフ場などが広がり、北方平野部は米、麦、ニンニクなどの農業が盛んです。また、海の神様「こんぴらさん」として全国的に有名な「金刀比羅宮」があります。

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