プレスリリース

2018年9月3日

Windows 10導入後もスムーズな運用を実現する
新ソリューション「ダウンロード最適化
for Windows Update」を販売開始

背景

2020年1月のWindows 7延長サポート終了（ 注3 ）を前に、パソコンのリプレースに合わせたWindows 10の導入が増えていますが、導入後のWindows Updateによる更新プログラムの大容量化や、トラフィック急増による業務への影響が大きな課題となり、対策が求められています。

トラフィック削減の一般的な対策として、WSUSサーバの拠点分散配置やP2P型の配布（ 注4 ）による対策が挙げられますが、いずれもコスト・運用負荷の増大およびセキュリティ面で導入が難しいという課題があります。

当社は、ストレージを搭載したWi-Fiアクセスポイントに、Windows Updateのファイルをキャッシュする専用アプリケーションを実装することで、従来の課題を回避しつつ、トラフィック削減を実現します。

本ソリューションの特長、仕様

1. パソコン2台目以降のダウンロード時間を大幅に短縮
   Wi-Fiアクセスポイント内に実装されたアプリケーションとキャッシュ機能を併用することで、1台目のパソコンがダウンロードしたファイル（KBファイル）をRelay2社製のWi-Fiアクセスポイント（RA250）内に格納します。2台目以降はWi-Fiアクセスポイントからクライアントの間だけで配布が可能となり、ダウンロード時間を大幅に短縮します。
2. ネットワークトラフィックの削減
   Wi-Fiアクセスポイントからクライアント間のファイル配布となる為、社内ネットワーク回線の帯域を圧迫すること無く、ネットワーク帯域の最適化を実現します。

販売価格、および出荷時期

※アクセスポイント設置に関する設計、工事、現調などの費用は含まれておりません。

販売目標

2020年3月末までに売上20億円

関連リンク

• 「Time&Positionソリューション」紹介サイト
• 「Time&Positionネットワーク」紹介サイト
• Relay2社サイト

商標について

• MicrosoftおよびWindowsは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
• 記載されている製品などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

（注1）	富士通ネットワークソリューションズ株式会社：本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 岡平 司
（注2）	Relay2 Inc.：本社 米国カリフォルニア州、創業者兼CTO Eric Chen 日本法人（Relay2 Japan）本社 東京都港区、カントリーマネジャー 荒野 智
（注3）	Windows 7延長サポート終了（Microsoft社）
（注4）	P2P型の配布：Windows Updateのファイルを、別のPC等のキャッシュから分散ダウンロードする方式
（注5）	時間短縮：上位回線の帯域が60Mbpsの環境で、約4GBのアップデートファイルを15台のPCでダウンロードした時間を測定。（本条件下の実測値であり、環境・条件により変動します）