プレスリリース
2017年4月19日
富士通ネットワークソリューションズ株式会社
Relay2 Inc.
エッジコンピューティング市場に本格参入のため、
Relay2の次世代クラウドWi-Fiプラットフォームを
採用
国内総代理店契約を締結
富士通ネットワークソリューションズ株式会社( 注1 、以下FNETS)は、今後活性化するエッジコンピューティング( 注2 )市場におけるビジネス拡大のため、Relay2 Inc.( 注3 、以下Relay2)の次世代クラウドWi-Fiプラットフォーム(クラウドサービスおよびアクセスポイント)の販売において、Relay2と国内総代理店契約を締結しました。
FNETSはRelay2の次世代クラウドWi-Fiプラットフォームを活用することで、次世代ネットワークに要求される大容量、高速通信、低遅延、多数デバイスの同時接続などの課題を解決します。
概要
私たちの身近にある様々なデバイスがインターネットに接続され、リアルタイムなサービスの提供やビッグデータ解析による革新的なサービスが生み出されています。インターネットを流通するデータトラフィックの増大による通信遅延やクラウド側での大量データ処理/応答が課題となっており、2020年に向けてさらに増大していくと予測されます。
これらの課題を解決するため、アプリケーションなどのデータ処理の一部を、利用者側とクラウドの間に配置したエッジコンピュータに割り当てることで、エッジコンピュータからクラウドへ送信されるデータ量の抑制が可能となるエッジコンピューティングが注目されています。
FNETSは、Relay2の次世代クラウドWi-Fiプラットフォームを活用することで、エッジコンピューティングを実現し、これらの課題を解決します。
<Relay2の次世代クラウドWi-Fiプラットフォーム利用のメリット>
- M2Mに代表される遅延要求に厳しいリアルタイムアプリケーションの実現
- バックホールへのアクセスが最小限となり、ネットワーク帯域不足が改善
- 高速なアプリケーション処理をデバイスの性能問わず実現
活用例
[ストレージ活用]
- 災害時にネットワークが切断されたオフライン環境でも格納した災害情報や避難所案内などの情報配信が可能となります。
- アクセスポイントにコンテンツを格納しておくことで、バックホールに依存しない安定した通信を提供します。
[ストレージ/LTEドングル活用]
- バスなどの移動車両やイベント会場などで、映像や観光情報などを利用者が快適に受信できます。
- LANケーブルを敷設できない環境でも携帯会社のネットワークを利用してWi-Fiサービスを提供することができます。
販売開始予定
2017年6月
今後の展開
FNETSは、エッジコンピューティング市場におけるビジネス拡大を目指し、一次代理店を含む販売網の強化を推進していきます。
注釈
(注1) | 富士通ネットワークソリューションズ株式会社:本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 岡平 司 |
(注2) | エッジコンピューティング(Edge computing):ユーザーの近くにエッジ機能を分散させ、距離を短縮することで通信遅延を短縮できる技術。高速なアプリケーション処理が可能になり、さらにリアルタイムなサービスや、サーバとの通信頻度・量が多いビッグデータ処理などにこれまで以上の効果が期待できる。 |
(注3) | Relay2 Inc.:本社 米国カリフォルニア州、創業者兼CTO Eric Chen
日本法人(Relay2 Japan)本社 東京都港区、カントリーマネジャー 荒野 智 |
商標について
記載されている製品などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
関連Webサイト
お客様お問い合わせ先
お電話でのお問い合わせ
-
総合受付窓口
0120-20-7430受付時間:9:00-17:00(土、日、祝日、年末年始を除く)
Webでのお問い合わせ
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。