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Japan

PRESS RELEASE

2016年11月1日
小山市立中央図書館
株式会社富士通マーケティング

栃木県小山市立中央図書館、図書館システムを全面刷新

情報発信機能の強化とUHF帯ICタグの採用により
「市民に役立つ身近な情報発信図書館」を具現化

栃木県小山市立中央図書館(館長:栗原 要子)は、富士通の公共図書館システム「FUJITSU 文教ソリューション iLiswing V3(アイリスウィン ブイスリー)」(以下:iLiswing V3)と富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田 正美、以下:富士通マーケティング)のデジタルサイネージシステム「FUJITSU Software ChaMEO(シャミオ)」(以下:ChaMEO)を導入し、本日稼働しました。

小山市立中央図書館は、今回のシステム刷新により、読書記録の自己管理サービスやブックリスト情報の発信機能など、読書活動を推進する利用者サービスを拡充しました。さらに書籍管理として、栃木県内の図書館に先駆けてUHF帯ICタグを採用し、自動貸出機による貸出手続きのセルフ化を実現するなど、利便性の向上を図りました。

また市民に役立つ図書館を目指し、デジタルサイネージを有効活用して、小山市の映像や図書館からのお知らせを放映するなど、今後も情報発信を強化してまいります。

小山市立中央図書館は、「市民に役立つ身近な情報発信図書館」を事業目的に掲げ、これまでもビジネス支援サービス事業を通じてビジネス・農業に関する情報提供や、「おやまブランド」の全国発信など、地域に根差した図書館事業を行っています。今後も図書館が共創の場として地域の発展へ貢献するためには、利用者サービスのより一層の充実と、情報発信力を強化することが重要であると考え、富士通の公共図書館システム「iLiswing V3」とデジタルサイネージシステム「ChaMEO」の導入を決定しました。



システムの特長と効果

  • Webサービスをリニューアルし、新しい利用者サービスを提供
    • 「iLiswing V3」のWeb蔵書検索サービスは、新機能として検索ワードの予測機能のほか漠然としたキーワードから目的の書籍を探し出す「ファセットブラウジング」を搭載。検索結果件数が膨大で、探しているものが見つけにくい場合でも、著者名や出版社など、さまざまな角度から絞り込み条件が自動提示されるので、容易な絞り込みができ、テーマに最適な関連書籍を素早く探し出すことができます。また検索結果には、書影(本の表紙)を表示することで、子どもからシニア世代までだれにでも目的の書籍を見て判別することもできます。
    • 読書記録の自己管理サービスにより「読み終わった本」、「読みたい本」として整理することができます。
    • Webサービス上に特定のテーマに関するブックリスト情報を発信することができます。利用者はブックリストから直接予約することができるため、ブックリストをより活用しやすくなります。
    • スマートフォンにも標準対応し、スマートフォン専用画面で「お知らせ」、「各種蔵書検索」、「新着本」、「読書記録管理」など、PC版と同じフルサービスが利用可能です。
  • UHF帯ICタグによる自動貸出機能を実現
    • 本の管理にはUHF帯ICタグを採用し、蔵書点検を効率的に行えるとともに、IC自動貸出機により貸出手続きのセルフ化を実現できました。
    • 出入口にはセキュリティゲートを設置することで、本の不正持ち出しを防止します。
  • 豊富な情報発信機能により地域の活性化に貢献
    • 図書館ホームページは、即時性の高いイベント情報の発信などを簡単に行えるサイトに刷新。さらにアクセシビリティに対応するとともに、スマートフォンでも画面サイズに合わせて最適に表示されるレスポンシブデザインを採用することで、見やすく利用しやすいサイトになりました。また、図書館司書が登録するレファレンス事例と、国立国会図書館が運営するレファレンス協同データベース(注1)を図書館ホームページから検索できるようになりました。
    • 館内の2箇所に設置したデジタルサイネージでは、小山市の映像や図書館からのお知らせを表示し、来館者にタイムリーな情報をお知らせします。「ChaMEO」は、簡単な操作でコンテンツのメンテナンスを実現します。職員は専門的なスキルがなくても、貸出ランキングやイベント情報、小山市の伝統行事や産業の映像を準備し、指定のフォルダに格納するだけで自動的に表示することができます。
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小山市立中央図書館ホームページイメージ

小山市立中央図書館概要

所在地 :〒323‐0807  栃木県小山市城東1丁目19番40号
館長 :栗原  要子
蔵書・資料数 :約52万点
敷地面積 :5,653.55平方メートル
主な施設 :一般開架室、児童開架室、おはなしコーナー、くつろぎコーナー、視聴覚コーナー、青少年コーナー、視聴覚ホール、パソコンルーム、集会室、会議室 他
URL :http://library.city.oyama.tochigi.jp/新規ウィンドウが開きます

関連Webサイト

注釈

注1 レファレンス協同データベース(URL:http://crd.ndl.go.jp/reference/新規ウィンドウが開きます
全国の図書館で行われた調査相談事例を共有するための、国立国会図書館が運営するデータベースです。

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