Skip to main content

Japan

PRESS RELEASE

2016年3月1日
株式会社富士通マーケティング

山口県光市立図書館様へクラウド型図書館システムを提供

「WebiLis」と「カーリルタッチ」で読書活動推進の取り組みを支援

株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:生貝 健二、以下:富士通マーケティング)は、山口県光市様(市長:市川 熙様)が運営する光市立図書館に、市民の視点に立ったサービス機能の向上を目的にNFC(近距離無線通信)を活用した図書館システムを構築し、本日稼働しました。

本システムは、富士通のクラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューション WebiLis(ウェブアイリス)」と株式会社カーリルのNFC技術を活用した情報探索支援システム「カーリルタッチ」を組み合わせることにより、スマートデバイスを活用した情報発信型の図書館サービスを実現しました。

情報探索支援システム「カーリルタッチ」と図書館システムを連携した導入事例は中四国地方で初となります。

光市様は、「人と自然がきらめく 生活創造都市」の実現に向け「光市総合計画」を策定し、市民との共創と協働による町づくりを進めています。光市立図書館では、この総合計画における「読書活動への支援の充実」を目標に掲げ、「市民参加による市民図書館」、「市民の課題や疑問に答えるコンシェルジュ図書館」、「子どもの読書活動支援図書館」の実現に向け、新たな図書館サービスを検討していました。

そこで富士通マーケティングは、検索サービスの高機能化やレファレンスサービスの充実および子ども読書活動の支援を実現する富士通のクラウド型公共図書館業務サービス「FUJITSU 文教ソリューション WebiLis(ウェブアイリス)」とスマートフォン向け情報探索支援システム「カーリルタッチ」を組み合わせた図書館システムを構築しました。



光市立図書館の図書館システムの特徴

  • スマートフォンを活用した図書館の新しい「課題解決支援サービス」を提供
    • 「カーリルタッチ」は、ICタグとスマートデバイスに搭載されたNFCおよびおサイフケータイの機能を活用し、図書館の本棚から、インターネット上の情報に簡単につながる仕組みです。本棚や展示台に設置された「カーリルタッチ」のプレートにスマートフォンやタブレットでタッチするだけで、テーマに合わせて様々なオープンデータや図書館システムの蔵書情報を横断検索、リアルタイムな情報を表示します。利用者は本の貸出状況を確認し、その場で予約申し込みをしたり、調べたい事柄(課題)に関する情報に簡単にアクセスすることができます。
    • 「WebiLis」の利用者機能はスマートフォンにも標準対応。スマートフォン専用画面で「お知らせ」、「各種蔵書検索」、「新着・新刊本」「読書記録管理」など、PC版と同じフルサービスが利用可能です。
  • インターネットサービスの多機能化で読書をもっと楽しく
    • 蔵書検索の結果に書影(本の表紙)が表示されるので誰にでも分かりやすくなります。
    • 読書記録の自己管理サービスで「読み終わった本」、「読みたい本」として簡単に整理することができます。
  • 全国共同利用型のサービスにより成長していく「付加価値情報」を市民に還元

    「WebiLis」の全国共同利用型クラウドという強みを活かして、全国の同じ仕組みを導入している公共図書館の利用者が本に対して付与した「読後評価」と「書評コメント」を蔵書検索結果に反映します。利用者はインターネットで本を検索する際に、旧システムには無かった付加価値情報を参考に本を借りられるようになります。また、図書館側でコメントを登録しておくことで「図書館のおすすめ」としてPOPのような活用も可能となっており、これも同様に全国の同じ仕組みを導入している公共図書館の登録したおすすめコメントが反映されます。

  • クラウド型システムにより運用・保守に要する職員作業を軽減

    システムや蔵書データを富士通グループのデータセンターで管理するクラウド型のため、従来のシステムで必要としていた運用管理作業を軽減し、常に最新のシステムを利用できます。

  • 図書館ホームページ刷新により「利用者にやさしいホームページ」を実現

    図書館のホームページは株式会社富士通マーケティング・エージェント(本社:東京都港区、代表取締役社長:渋谷 高志)により、職員様が即時性の高いイベント情報の発信などを簡単に行えるホームページに刷新。さらに今後は、光市様の図書館司書が登録するレファレンス事例と、国立国会図書館が運営するレファレンス協同データベース(注1)を図書館ホームページから検索できるような仕組みも計画しており、更なる情報の充実に取り組みます。

光市立図書館様ホームページ
光市立図書館様ホームページ

光市立図書館概要

所在地 :山口県光市光井九丁目18番1号
館長 :末岡  惠治様
蔵書数 :約20万点
敷地面積 :2,649平方メートル
主な施設 :ブラウジングルーム、一般コーナー、児童コーナー、親子読書コーナー、参考調査室、学生室、視聴覚室兼会議室、会議室 他

関連Webサイト

注釈

注1 レファレンス協同データベース(URL:http://crd.ndl.go.jp/reference/新規ウィンドウが開きます
全国の図書館で行われた調査相談事例を共有するための、国立国会図書館が運営するデータベースです。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


本件に関するお問い合わせ

【お客様お問い合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  お客様総合センター
icon-telephone 電話: 0120-835-554(フリーダイヤル)
受付時間: 9時~17時30分 (土曜・日曜・祝日  年末年始を除く)

【報道関係お問い合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  広報部
icon-telephone 電話: 03-6712-3119(直通)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。