PRESS RELEASE
2012年7月18日
株式会社富士通マーケティング
~中堅中小企業の持たざる経営を支えるワンストップのクラウド基盤サービスを実現~
株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)は、このたび中堅市場向けのITインフラソリューションサービス「AZSERVICE(アズサービス)」のラインナップを拡充し、中堅市場に特化したクラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS(アズクラウド イアース)」を8月より提供開始します。
新サービス「AZCLOUD IaaS」(注1)は、基幹業務システム向けに、初期環境構築サービス、閉域VPN環境、運用サポートまでをクラウド基盤にセット化して提供する仮想プライベートクラウド(注2)です。クラウド基盤には1,200社以上の導入実績と長年のインターネットサービスの提供で培った運営ノウハウを持つニフティ株式会社(以下:ニフティ)のクラウド基盤を採用しており、安心安全かつ柔軟なクラウド環境を必要な時に必要な分だけ低価格で利用できます。既存システムのクラウド環境への移行や、「AZCLOUD IaaS」上に業務アプリケーションGLOVIA smart(グロービア スマート)シリーズなどを組み合わせた最適なシステムを提供することで、中堅中小企業のお客様の経営をサポートします。
これまでクラウドの自社システムへの導入は大手企業が中心となっており、中堅中小企業にとっては、クラウド化への関心は高いものの、セキュリティへの懸念や専門の情報システム要員が少ないなどの要因により、導入まで至らないケースが多くなっていました。さらには、大手企業では部門別や業務別など多くのシステムが存在するため、システムごとの段階的なクラウドの導入が可能となっていますが、中堅中小企業においては、経営に対するシステム投資の影響が大手企業に比べて大きいため、メール、グループウェアなど一部業務でのSaaSの利用が中心となっており、インフラにおけるクラウド導入は進みにくい状況となっています。
一方、中堅中小企業においても、昨今の厳しい経済環境を踏まえ、市場の変化や新規ビジネスへの迅速な対応、事業継続強化をITで実現するためには、システム運用も含めた業務効率化や将来にわたる運用コスト、負荷軽減のためのクラウド導入が不可欠となっています。
そこで、今回、中堅中小企業の基幹業務システム向けクラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS」を提供します。
「AZCLOUD IaaS」は、会計・人事給与システムに加え、販売管理、生産管理など自社の強みを活かしたカスタマイズが必須となっている基幹業務システムに対してクラウドの利用を可能にする、オールインワンのクラウド基盤サービスです。
クラウド基盤の利用に必要な構築サポート、運用支援、そしてセキュアなネットワークである閉域VPN環境をセット化し、トータルで提供します。
今回、クラウド基盤には、すでに1,200社以上の導入実績を持つニフティのクラウド基盤を採用し、FJMの持つノウハウや技術力により、GLOVIA smartシリーズなどの業務アプリケーションを組み合わせた最適なシステムを提供することで、中堅中小企業のお客様の経営をサポートします。
利用イメージ図
サービスメニュー
製品名 | サービス内容 | 販売価格(税別) |
---|---|---|
AZCLOUD IaaS | ・仮想環境リソース(仮想サーバ)(※)
・クラウド初期環境構築サービス ・閉域VPN接続サービス ・運用サポートサービス(コールセンター) |
初期費用:291,000円から
月額費用:82,000円から |
AZCLOUD IaaS
オプションサービス |
・モバイル接続オプション
・インターネットオプション ・運用代行サービス ・訪問サポートサービス ・クラウド移行コンサルティング |
- |
※上記構成はサーバ1台を含みます。スペック変更、2台目以降の増設では「仮想環境リソース」のみ費用が追加されます。
FJMでは、これまで業種業務アプリケーション「GLOVIA smart」「GLOVIA smart きらら」や、ITサービス「AZSERVICE」など、中堅中小企業のお客様に最適な商品拡充に注力しています。今回クラウド基盤サービス「AZCLOUD IaaS」を中堅中小企業向けの業務系システム基盤として提供することで、ITインフラ分野でのサービス強化を図ります。
今後はFJMの直販に加え、全国のパートナーを通じてお客様への販売およびサポートを行います。また、パートナー向けの研修会の実施やIaaS環境におけるシステム開発ガイドラインの提供など、「AZCLOUD IaaS」の提供に向け、必要な技術、ノウハウをパートナーと共有し、パートナーと連携したきめ細かいサービスを提供していきます。「AZCLOUD IaaS」と富士通グループやパートナーの持つさまざまなクラウド素材を組み合わせることで、お客様に使いやすい付加価値の高いサービスを提供していきます。
今後3年間で1,000社。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
CPU、メモリ、ストレージなどの基盤を、仮想化されたサーバなどの形でネットを通じて必要なだけ利用するサービス。
パブリッククラウドで、導入の容易さ、コストパフォーマンス等の利点を享受しつつ、プライベートクラウド並の高いセキュリティを利用できるサービス。
利用者にサービスの品質を保証する制度。サービス品質の保証項目や、規定などをサービス契約に含めることを指す。
以上
株式会社富士通マーケティング お客様総合センター
電話: 0120-835-554(フリーダイヤル)
受付時間:9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
株式会社富士通マーケティング 広報部
電話: 03-5804-8110(直通)
ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。