PRESS RELEASE
2012年5月1日
株式会社富士通マーケティング
~産学連携による研究を通じて、グローバル人材を育成~
株式会社富士通マーケティング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:古川 章、以下:FJM)は、中国の国家重点大学でも上位校である復旦大学(所在地:上海市楊浦区邯鄲路、学長:楊玉良)と提携を行い、4月より共同プロジェクトを開始しました。
本プロジェクトは、統合業務ソリューション「GLOVIA」シリーズの開発技術者と復旦大学の教授、研究者など、 26名のメンバーで構成し、まず第1ステップとして、中国現地のビジネス慣習や業務を考慮した、モバイル端末の業務利用に関する基本設計や仕様の研究を行います。そして第2ステップでは、第1ステップの研究成果を活用し、中国現地企業への適用を見据えたユーザインターフェースの研究やモバイル端末に対応した応用技術の研究を推進する計画です。
今後もFJMは、海外大学との産学連携による人材交流を進め、海外でのソリューション・サービスへの対応やグローバル人材の育成を推進していきます。
日本国内の景気回復の遅れや円高の影響を受け、中国をはじめアジア各国へビジネス進出する企業は、中堅・中小企業でもますます増加しています。そのため、海外でのシステム構築のニーズも増えていますが、現地のビジネス慣習は複雑であり、現地に合ったシステムの開発が要求されています。また、日本と中国の両国においては、モバイル端末が急速に普及したことにより、モバイル端末を活用した業務システムへのニーズも高まっています。
このような状況を鑑み、FJMは従来より人材交流などで関係の深い復旦大学と提携し、中堅商品の開発・販売で実績のあるFJMと国家重点学科に指定されているIT系学科を有する復旦大学の、知見と技術を活かした産学共同プロジェクトを開始します。
2012年4月1日~2012年6月30日(予定)
1905年に設立され、2000年には上海医科大学を合弁した、長い歴史のある名門大学であり、中国国家教育部の直轄指導を受ける国家重点大学に指定されています。経済学院、法学院など29の学院や学部、70の学科、306の研究機構があり、現在約50,000名の学生が学んでいます。
2008年にベース社との提携により、現地法人を設立し、オフショア開発を開始。同時に中国の有力大学と提携して中国人を日本企業に紹介するグローバル人材ビジネスを手掛けてきました。2010年に中国上海に現地法人「上海富錦企業管理諮詢有限公司(上海富錦)」を設立。市場調査から法的手続き、人材支援、システム構築を日本、中国の両面からサポートを展開しています。また、日本国内の地方銀行とビジネスマッチングを進め、中国国内向けECサイト(銀聯オンラインショッピングモール)への出店支援・構築サービスを通じ、企業の中国進出をサポートしています。
以上
株式会社富士通マーケティング お客様総合センター
電話: 0120-835-554(フリーダイヤル)
受付時間:9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
株式会社富士通マーケティング 広報部
電話: 03-5804-8110(直通)
ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。